00_TRマニュアル
概要
00_TRは1分足専用のEAです。
USD/JPY向けのEAですので、使用する通貨ペアにはご注意ください。
00_TRは日付(※MT4時間GMT+2/+3)変更時のある一定の動きから取引を行うEAです。
注文は買いのみです。
取引環境条件
MT4:時間がGMT+2/+3のもの
通貨ペア:USD/JPY
時間足:1M
推奨MT4:OANDA Japan MT4
導入方法
MT4へインストール
インストールするものは下記の1つです。
●00_TR.ex4(MQL4フォルダ内の、Expertsフォルダへ)
MT4へデータの挿入が終わりましたらMT4の再起動を行って下さい。
00_TRをチャートに挿入し表示させてください。
※挿入時DLLの使用を許可していないとエラーになりますのでご注意ください。
DLLの許可はMT4上部のメニューから【ツール→オプション→エキスパートアドバイザ】よりチェックを入れておくことをお勧めします。
※ココにチェックがないとストラテジーテスターでは動きません。
各種設定方法
パラメーターの設定
●Lots:1ポジションあたりの購入ロット数
MM(複利設定)をONにしている場合は無効となります。
●Slippage:発注時に許可する最大スリッページ値(単位はMT4に表示されている価格の最小単位です)
102.123 の場合は0.1pipsの単位となります。
●MaxSpread:発注時に許可する最大スプレット値(単位はMT4に表示されている価格の最小単位です)
●MM:複利設定のONOFF、発注ロット数は口座の余剰証拠金から自動計算されます。
【複利設定について】
発注時のMT4口座の余剰証拠金から[Risk]のパラメーターで設定した比率でロット数を計算します例)余剰証拠金100万円 Risk2.0 の場合、
100万×2%
2万円で購入できる最大ロットで発注します。(最大ロットはMT4業者のレバレッジ、最小購入数量により変動します)
MMがtrueの場合は一番上のパラメーター項目『Lots』は無効となります。
●Risk:MM(複利設定)がtrueの場合のみ有効
複利設定の余剰証拠金に対する購入比率
●Magic:マジックナンバー 他EA等の使用で干渉する場合は変更してご使用ください。
●TrailStart_pips:ポジションのトレール開始の値
●TrailClose_Pips:トレール開始後の決済注文を行う減少幅
トレールについて
含み益がTrailStart_pipsで設定したpipsに到達した場合、トレールが開始されます。
トレールが開始されると常に最大含み益が基準値として、TrailClose_Pipsで設定した分減少するとポジションが利確決済されます。
●SL_pips:ポジションの損切りの値
状況に関わらず注文時からSL_pipsの損失があれば決済注文が行われます。
●Exit_seconds:ポジションの時間(秒)での決済注文
この時間で損益にかかわらず必ず決済注文が行われます。
●BuyStart_time:新規注文時間
設定した時間の間で、条件に一致した場合新規注文を行います。この時間は基本的には変更不要です。
●BuyEnd_time:新規注文時間
設定した時間の間で、条件に一致した場合新規注文を行います。この時間は基本的には変更不要です。
新規注文から決済注文までのパターン
例)パラメーター初期値【110.000で新規注文】の場合。
※下記計算はスプレッド考慮していません。
●109.700超110.300未満を推移した場合・・・注文より2時間45分後に決済
●110.300以上になった場合・・・トレール開始→このままポジションの最高値より10pips以上減少しない場合は注文より2時間45分後に利確決済。
ポジションの最高値より10pips以上減少した場合はその瞬間利確決済。
●109.700以下になった場合・・・損切り決済
※パラメーターの値は基本的にはデフォルト値でご利用ください。
資金管理はロット数で管理することをお勧めいたします。
※MM(複利設定)は理解している方のみご利用ください。
複利設定はメリットはありますが、デメリット(リスク)もあります。
注意事項
MT4のヒストリカルデータが多い場合、不具合が生じる可能性が御座いますのでEAを稼働させるMT4は定期的にヒストリカルデータのリセット等をお勧めしております。