AMT2(AutoMultiTrader)の使い方|MT4・MT5のアラート設定と初期設定
AMT2(AutoMultiTrader)を使い始めるまでの手順を、インストールからMT4・MT5のアラート設定、実際の稼働までひととおり解説します。AMT2を動かすのに必要な設定は「MT4側でアラートを鳴らす」「AMT2側でそのアラート文字を登録する」の2つだけです。うまく動かないときの確認手順も後半にまとめています。
最終更新:2026年9月15日/確認したAMT2のバージョン:v2.21.6
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導入の流れ(全体像)
- AMT2をインストールしてアカウントを作る必須ランタイムを入れてから、インストーラーを実行します。
- 使う取引所を決めて、口座をつなぐデモはそのまま使えます。リアル取引は、取引所のIDとパスワードをAMT2に登録します。
- MT4/MT5側でアラートを鳴るようにするサインツールのパラメーターで、アラートのオンとアラート文字を設定します。
- AMT2側にそのアラート文字を登録する「このアラートが鳴ったらHigh」「こちらならLow」をAMT2に教えます。
- トレード設定を整えて開始ボタンを押す運用資金・購入許容時間などを決めたら、あとは放置で動きます。
AMT2はデモ取引ならフル機能が無料で、期間の制限もありません。下の手順はデモのままで最後まで実行できます。思ったとおりに動くことを確認してからライセンスを購入してください。リアル取引の試用期間は用意されていないので、事前の検証はデモで行います。
STEP1 インストールとアカウント作成
先に必須ランタイムを入れる
VPSやクリーンインストール直後のWindowsでは、AMT2の動作に必要な部品が入っていないことがあります。インストーラーを実行する前に下の2つを入れておくと、途中でエラーになりません。
- Visual C++ 14 Runtime Libraries (x64)(Microsoft公式)
- .NET Desktop Runtime 8.0 以上(Microsoft公式)
インストーラーの実行とアカウント登録
公式サイトからインストーラー(amt_setup.exe)を取得して実行します。続けて新規登録ページでメールアドレスを登録し、届いたメールのリンクからアカウントを作成すればAMT2が使えるようになります。
インターネットオプションの「暗号化されたページをディスクに保存しない」が有効になっていると、AMT2が使うClickOnceのセットアップでファイルのダウンロードがブロックされて失敗します。
コントロールパネル →「インターネットオプション」→「詳細設定」タブ →「セキュリティ」内の同項目のチェックを外し、ブラウザをすべて閉じてから再実行してください。この設定は元に戻さないでください。戻すと今後の自動アップデートに支障が出ます(自分のPCやVPSであれば、外したままで情報漏洩の心配はありません)。
ページ下部の「無料ダウンロードはこちら」へ進めば、コードが適用された状態のままダウンロードできます。直接ダウンロードページへ行くとコードが適用されず、あとで購入するときに通常価格(30日プラン30,000円)のままになるのでご注意ください。
STEP2 使う取引所を決めて、リアル口座をつなぐ
AMT2は複数の取引所に対応していて、同時に登録しておけます。まずはデモで登録し、同じシグナルを流して成績を比べるのがおすすめです。ペイアウト率も約定のしやすさも取引所ごとに違うため、シグナルとの相性が出ます。
HighLowは運営そのものを終了しています。AMT2の画面には項目が残っていますが、選んでも取引はできません。同じ運営チームが立ち上げたASTROがAMT2に対応しているので、そちらが最も近い移行先になります。
AMT2で使える取引所はASTRO/The Option/BabaOption/Bubinga/FiveStarsMarkets/Bi-Winning の6社です。ペイアウトや最低取引額の比較は取引所6社の比較ページ、AMT2側の対応状況は対応取引所と機能の詳細ページにまとめています。
AMT2の画面の見かた
v2.21.6では、左のメニューに取引所ごとの項目が並びます。メニュー左上の「≡」を押すと名前が表示されます。設定はすべて「取引所を選ぶ → その取引所の画面で設定する」の順で進めます。


リアル口座をAMT2につなぐ手順
デモ取引は登録なしですぐに使えます。リアル取引で動かすときだけ、先に取引所で口座を開いてから、そのログインIDとパスワードをAMT2に登録します。
取引所の画面が開きます。
未登録のときは「※未登録※」と表示されています。
AMT2はここで一度取引所にログインして、IDとパスワードが正しいかを確かめます。成功すると口座の情報がパソコンに保存され、失敗したときは入力からやり直しになります。
実際にAMT2に使わせる金額です。口座に入金していても、ここが少ないと「購入資金が不足」のエラーでエントリーされません。
詳しくはSTEP5の「開始する」で説明しています。


- 取引所がメンテナンス中でないかを確認してください
- 画面上部の「時刻の同期」を実行してから、もう一度登録してください(AMT2公式のQ&Aでも案内されています)
- Bubingaは、登録画面に「ソーシャルメディアでログインしている場合について」という注意書きがあります。GoogleなどのアカウントでBubingaに登録した方は、先にこの注意書きを確認してください
- 入力したIDとパスワードはお使いのパソコンに保存されます。共用のパソコンでは登録しないでください
STEP3 MT4・MT5側でアラートを設定する
AMT2は同じPC上のMT4・MT5のアラートを自動で検知します。MT4とAMT2を紐づける設定はありません。やることは「サインツールがアラートを鳴らすようにする」だけです。

- 半角英数5文字以内であれば何でも構いません
- 同じMT4で他にもアラートが鳴るインジケーターを使っている場合は、必ず違うコメントにしてください
- Highサイン・Lowサインの両方に同じコメントを入れます(High/Lowの区別はAMT2側で行います)
AMT2がMT4を認識しているか確かめる
左のメニューの「アラート受信設定」→「MetaTrader (MT4/MT5)」を開くと、AMT2が見つけたMT4・MT5が一覧で出ます。ここに出ていて「監視」にチェックが入っていれば、アラートは届きます。出ていないときは「手動検出を実行」を押してください。

TeamREIのシグナルインジケーターは、すべてアラートコメントを自由に設定できます。各シグナルのマニュアルにAMT2の推奨設定を記載していますので、そのまま写していただければ動きます。
STEP4 AMT2側のアラート設定
左のメニューで使いたい取引所を選び、「アラート設定」を開いて「追加」を押します。一覧に「無題」の行が増えるので、「保存」を押してからその行の編集ボタン(青い鉛筆)を押し、お使いのサインツールに合わせて設定します。

各項目はマウスを乗せると説明が表示されます。迷ったらまずそちらを確認してください。
1つの設定で複数通貨ペアをまかなう「パターン」
検索タイプに「パターン」を選ぶと、1つのアラート設定で全通貨ペアに対応できます。「通貨サイン」に入れた@が、アラート文字の中の通貨ペアに自動で置き換わる仕組みです。@@@@@@(6文字)なら、アラート文字の中で最初に連続する英字6文字を通貨ペアとして認識します。
| アラート文字の例 | 検索タイプ | 条件文字 | 通貨サイン | Highサイン | Lowサイン |
|---|---|---|---|---|---|
Alert USDJPY Up!! | パターン | (空欄) | @@@@@@ | Up | Down |
Alert Symbol:USDJPY Signal:Buy | パターン | (空欄) | Symbol:@@@@@@ | Buy | Sell |
USDJPY Up entry!!(準備アラート USDJPY Up ready も鳴る場合) | パターン | entry | @@@@@@ | Up | Down |
2行目の例のように、通貨ペアの前に6文字の英単語(この場合 Symbol)があると、そちらを通貨ペアと誤認します。頭の Alert は5文字なので無視されますが、6文字だと引っかかります。
対処は「@@@@@@」の前後に目印の文字を足すことです。上の例では前に Symbol: を付けて解決しています。
3行目のように準備アラートと本アラートの両方が鳴るインジケーターの場合は、本アラートにしかない文字(例では entry)を「条件文字」に入れることで区別できます。逆に「この文字が入っていたら見送る」という不一致文字の指定も可能です。
逆エントリー・片方向だけのエントリー
- 逆エントリーしたい:HighサインとLowサインを入れ替えるだけです。勝率30%のツールが70%になることもあります
- Highだけ(Lowだけ)入れたい:使わない側に
---のような存在しない文字を入れておけば、その方向は発注されません
設定したら「テストアラート」で確かめる
画面上部の「テストアラート」を押すと、好きなアラート文字をAMT2に送れる小さな画面が開きます。MT4でサインを待たなくても、設定した文字で反応するかをその場で確かめられます。デモ取引のまま試してください。

STEP5 トレード設定と稼働

アラート設定以外は基本的に初期値のままで問題ありません。ただし複数の通貨ペアで同時にアラートが鳴ると、初期値のままでは購入許容時間をオーバーして一部がエントリーされないことがあります。
- 購入許容時間は12〜15秒:短いと同時注文の一部が抜けます。かといって長くしすぎるとMT4のサイン時点との価格差が開いて、チャート上の見た目と結果がずれていきます。この範囲が折り合いどころです
- 有利レートでリトライを使う:リトライ時に不利な方向へ動いていたら見送るので、滑った不利なレートを掴みにくくなります。シグナルとの相性はありますが、うまく使えれば効きます
- ペイアウト率フィルタを併用する:低ペイアウトの時間帯を外すだけで期待値が変わります。勝率を上げるより手っ取り早い改善です
同時注文の一部が約定できなかった場合でも、同時に出たサインは判定結果も揃うことが多いため、平均すると勝率が大きく崩れることは多くありません。気になる場合は履歴を設定ごとに分けて保存し、実測で確認してください。
開始する

取引所の画面の左上で「リアル取引」か「デモ取引」を選び、「開始する」を押します。あとはMT4のアラートに合わせて自動でエントリーが入ります。開始ボタンは取引所ごとにあるので、複数の取引所で動かすときは、それぞれの画面で押してください。リアル取引で動かすときは、先にSTEP2の手順で口座を登録しておきます。
うまく動かないときの確認手順
エントリーされない/アラートが拾われない
まずMT4側で実際にアラートが鳴っているかを確認します。鳴っているなら、AMT2のアラート設定の文字がMT4のアラート文字と1文字も違わないかを見比べてください。全角・半角、大文字・小文字、余分な空白がよくある原因です。「パターン」を使っている場合は、通貨ペアの前に6文字の英単語が入っていないかも確認してください。
「このアラートは重複により無視されました」と出る
同じ内容のアラートが短時間に複数回届いたときの動作です。複数のチャートに同じインジケーターを入れていないか、他のインジケーターと同じアラートコメントを使っていないかを確認してください。アラートコメントはインジケーターごとに別の文字にします。
口座には資金があるのに「資金不足」エラーになる
トレード設定の「運用資金」の値が低すぎるか、使い切られている可能性があります。口座残高ではなくAMT2側で設定した運用資金を見ているので、こちらを実際に運用する額に設定し直してください。
取引所へのログインが通らない
AMT2は入力したIDとパスワードが正しいか確認するために、一度取引所へログインを試みます。取引所がメンテナンス中でないかを確認し、あわせてAMT2の「時刻の同期」を実行してから再設定してください。Bubingaのようにログイン時に画像認証が出る取引所は、その場合だけ手動でのログインが必要になります。
履歴に最新のデータが出てこない
日をまたいで長時間稼働させていると、履歴画面の「検索条件」の日付範囲が起動時のままになっています。AMT2は動作を軽くするため履歴の更新を手動にしています。開始日時〜終了日時を今日の日付に直して「更新」を押してください。CSV出力も、まず画面に表示させてから行います。
アップデートしたら挙動が変わった
AMT2は更新が非常に速く、月に10回以上出ることもあります。更新によってお使いのインジケーターとの相性に問題が出る場合があるため、アップデート後はデモ取引で動作を確認してからリアル取引を再開してください。公式も毎回この案内をしています。
PCを買い替える/設定を移したい
設定は「マイドキュメント」内の AutoMultiTrader フォルダに入っています。このフォルダごと新しいPCの「ドキュメント」へコピーすれば、アラート設定・トレード設定・履歴がそのまま復元されます。ただしこのフォルダには口座情報や認証情報が含まれます。他人に設定を渡すときはフォルダごと渡さず、AMT2のエクスポート機能を使ってください。
AMT2を動かしながら手動でも取引していい?
できますが、同一条件でのエントリーは非推奨です。AMT2は約定結果が自分のものか手動のものかを区別できないため、判定がずれます。併用する場合は違う通貨ペアか違う取引オプションに限定してください。なお「Turbo 30秒」と「Turbo 5分」は同一扱いになります。
TradingViewから動かす場合
AMT2はWebhookに対応しているので、MT4を使わずTradingViewのアラートから自動売買できます。TradingView側のアラートでWebhook URLにAMT2のアドレスを指定し、AMT2側で受信設定を行う流れです。設定手順は公式ヘルプの「AMTウェブフックについて」「TradingViewの受信設定」に詳しく載っています。
VPSで24時間稼働させる
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AMT2はWindowsアプリなので、VPS(Windowsのリモートデスクトップ環境)に入れれば自宅PCを閉じても動き続けます。選ぶときはメモリ2GB以上に加えて、ストレージの空き容量50GB以上を満たしているか必ず確認してください。容量の小さい格安プランは条件を満たさないことがあります。
お名前.com デスクトップクラウド for MT4
REIが使っているVPSです。MT4がプリインストールされていて設定が簡単なこと、リモートデスクトップに追加費用がかからないことが理由です。24時間365日の有人監視つき。料金はキャンペーンで変動するので、契約前に公式ページで最新のプランと容量をご確認ください。
お名前.com デスクトップクラウド for MT4 の公式ページ
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