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米中間選挙でドル円は動く?過去の中間選挙4回・大統領選4回の開票日を実測

コラム|相場のデータ2026年9月15日更新PR・広告を含みます

米中間選挙の開票日、ドル円は
回によって0.4〜3倍とばらばらでした

2026年の中間選挙の投票日11/3(火)日本では4日(水)の朝から開票が進む
過去4回の開票日の値幅(ふだんの水曜比)0.4〜3.0大統領選は2.5〜6.8倍

2026年11月3日(火)は、米国の中間選挙の投票日です。上院・下院の議席で、大統領の政策が通りやすくなるか決まるため、「選挙でドル円が大きく動くのでは」と気にする方が増えます。そこで、過去の中間選挙の開票日に、ドル円が実際どれだけ動いたかを、TeamREIが1分足で調べました。大統領選も参考に並べています。

先に結論

  • 中間選挙の開票日の値幅は、ふだんの水曜の0.4〜3.0倍。4回のうち2回は、ふだんと同じか小さいくらいでした。
  • 大統領選は2.5〜6.8倍で、中間選挙より大きく動く傾向があります。いちばん大きかったのは2016年の4.28円です。
  • 2022年は、開票日(0.73円)より2日後の米国CPIの夜(6.34円)のほうがはるかに動きました。
  • 選挙の日だけでなく、同じ週の指標や金融政策の発表と合わせて備えるのが大事です。

過去の中間選挙4回・大統領選4回の開票日

米国の開票は、日本時間では投票日の翌日(水曜)の朝から昼すぎにかけて進みます。そこで「開票日の日本時間8:00〜20:00のドル円の値幅(高値と安値の差)」を測り、その前8週の水曜の同じ時間帯と比べました。

過去の中間選挙4回・大統領選4回の開票日の値幅。中間選挙は0.4〜3.0倍、大統領選は2.5〜6.8倍
過去の中間選挙4回・大統領選4回の開票日の値幅。中間選挙は0.4〜3.0倍、大統領選は2.5〜6.8倍
投票日選挙開票日の値幅ふだんの水曜いちばん動いた時間
2010/11/2中間0.26円0.59円18時台
2014/11/4中間1.17円0.41円14時台
2018/11/6中間0.87円0.29円10時台
2022/11/8中間0.73円0.91円18時台
2012/11/6大統領0.59円0.23円11時台
2016/11/8大統領4.28円0.63円11時台
2020/11/3大統領0.98円0.40円11時台
2024/11/5大統領3.10円1.11円9時台

時刻は日本時間。「いちばん動いた時間」は、開票日の8〜20時で1時間の値幅が最大だった時台です。

大統領選は、開票が進む日本時間の9〜11時台にいちばん動いた回がそろっています。2016年は、開票が進むにつれて105円台から101円台まで下げ、その日のうちに4円以上の値幅になりました。

一方の中間選挙は、いちばん動いた時間もばらばらです。2010年と2022年は18時台(欧州の時間)で、選挙の結果よりも別の材料で動いたと考えられます。

中間選挙で、大統領選ほど動かない理由

大統領選は「誰が大統領になるか」で、関税・税金・金融政策への圧力など、政策の向きがまるごと変わることがあります。中間選挙は議会の勢力が変わる選挙で、結果が事前の予想どおりなら、すでに値段に入っていることが多いためです。

2022年は、中間選挙の開票日(0.73円)より、2日後の米国CPIの夜(6.34円)のほうが大きく動いた
2022年は、中間選挙の開票日(0.73円)より、2日後の米国CPIの夜(6.34円)のほうが大きく動いた

2022年の例がわかりやすいです。開票日の値幅は0.73円でふだんより小さかったのに、2日後の11月10日に米国の物価(CPI)が予想より低く出ると、ドル円は一晩で146.51円から141.69円まで下げました。選挙の週は、選挙そのものより、同じ週に出る指標のほうが危ないことがあります。

2026年の中間選挙で気をつけること

2026年11月の前後の予定

10月30日(金)日銀の決定(昼ごろ)/11月1日(日)米国が冬時間に/11月3日(火)中間選挙の投票日/11月4日(水)日本時間の朝から開票。
冬時間になるので、この週の米国の指標は22:30です。

「結果が予想と違う」ときに動く

過去の大きな動きは、事前の予想と違う結果が出たときでした。開票の途中経過が予想と違う方向に進んでいたら、日本時間の昼までは値動きが荒くなると考えておきます。

介入の警戒と重なる

2026年は、ドル円が150円台で推移し、円買い介入への警戒が続いています。選挙の結果で円安が進んだ場面で介入が入ると、数分で数円動くことがあります。

あわせて読む 為替介入でドル円は何分で何円動いた?2022年以降の12回を1分ごとに実測 介入1回の下げは中央値で約4.1円。速い回は3〜4分で1円下げています。

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データについて

・ドル円の1分足(Bid、2010年〜)をTeamREIが集計。開票日は投票日の翌日(日本時間の水曜)とし、8:00〜20:00の高値と安値の差を、直前8週の水曜の同じ時間帯の中央値と比べました。2022年11月10日は21:00〜翌8:00の値幅です。

・選挙の日程は米国の定め(11月の第1月曜の翌日の火曜)によります。

過去のデータの集計で、将来も同じになることを保証するものではありません。情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。

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