おはようございます。9月10日(木)です。きょうはゴトー日。仲値は9時55分です。
けさの一句 ―― 「小回り三月、大回り三年」 相場には周期がある。いまがどの局面かを疑う。
きょうの本番は 21:15 EURMain Refinancing R/21:30 USD生産者物価/21:45 EURECB Press Conferen。ここまでは無理に動かず、指標を見てからでいいと思います。
大口はどっちを向いているか

シカゴの通貨先物では、誰がどっちを持っているかが毎週公開されています。年金や投信の機関投資家はゆっくり、ヘッジファンドは速い。ディーラーは銀行で、その反対側の在庫を持たされる側です。火曜時点の数字なので当日を当てるものではありませんが、どちらに転んだとき痛い人が多いかが分かります。
- ドル円:機関投資家は買い持ち24,521枚、ヘッジファンドは買い持ち102,188枚(09/01時点)
- ユーロドル:機関投資家は買い持ち263,253枚、ヘッジファンドは売り持ち38,173枚(09/01時点)
ドル円 153.53

いまの状態:下げ。直近20日のレンジ 152.89〜160.39 のうち、下から 8% の位置。値幅は普段の 173% で荒れ気味です。
木曜の型:1日を通した振れ幅は 8.0 pips。いちばん高いのは 5時ごろ。時間で狙える日です。

- いる場所 … 今週 152.89〜156.28 の 19%。きのうは 152.94〜154.39
- 上の節目 … 154.39、155.30、156.28
- 下の節目 … 152.94、152.89
- 時間割 … 上=0時/下=8時・22時/触らない=6時・7時
ユーロドル 1.1633

いまの状態:横ばい。直近20日のレンジ 1.1512〜1.1711 のうち、下から 61% の位置。値幅は普段の 89% でいつもどおりです。
木曜の型:1日を通した振れ幅は 7.9 pips。いちばん高いのは 19時ごろ。時間で狙える日です。

- いる場所 … 今週 1.1604〜1.1654 の 57%。きのうは 1.1620〜1.1654
- 上の節目 … 1.1641、1.1654
- 下の節目 … 1.1620、1.1604、1.1566
- 時間割 … 上=2時・9時・11時/下=5時
ドル円 きょうの主要ライン
| 価格 | 何のライン | 現在から | 向き |
|---|---|---|---|
| 154.39 | 前日高値/直近の山 | +87 pips | 上 |
| 154.00 | 大キリ番 | +47 pips | 上 |
| 153.92 | 予想高値 | +40 pips | 上 |
| 153.80 | 直近の山 | +28 pips | 上 |
| 153.53 | いまここ | — | — |
| 153.50 | キリ番 | -3 pips | 下 |
| 153.44 | 直近の谷 | -9 pips | 下 |
| 153.10 | 直近の谷/予想安値 | -42 pips | 下 |
| 153.00 | 大キリ番 | -53 pips | 下 |
| 152.94 | 前日安値 | -59 pips | 下 |
| 152.89 | 今週安値 | -64 pips | 下 |
予想高値 153.92/予想安値 153.10。木曜のドル円は、始値から上へ中央値 39 pips・下へ 43 pips 伸びます(過去320回)。8割の木曜は 152.48〜154.35 に収まっています。
上に抜けたら:154.00(大キリ番) → 154.39(前日高値/直近の山)
下に割ったら:153.00(大キリ番) → 152.94(前日安値) → 152.89(今週安値)
なお予想高値 153.92 は、上の最初の節目 154.00 に 8 pips 届きません。普通の木曜の伸びなら、ここは越えない計算です。
同じく予想安値 153.10 は、下の最初の節目 153.00 まで 10 pips 余裕があります。
大口の並びから見た、きょうの戦略
- 同じ方向 … ドル円は機関投資家もヘッジファンドも買い持ちで揃っています。揃っている相場は素直に伸びやすい反面、下方向のニュースが出たとき全員が同じ出口に向かうので、下への往復が速くなります。ただし持ち高そのものが寄りきっているので、追いかけて入るより、下方向へ巻き戻したときに拾うほうが分がいい日です。
- 傾きすぎ … ヘッジファンドの持ち高は、過去3年でいちばん買い寄りの部類です(これより買い寄りだった週は 4% しかありません。いまは買い持ち102,188枚)。ここまで片側に寄ると、下方向へ少し動くだけで手仕舞いが手仕舞いを呼びます。主要ラインを割った場合は、いつもより1段深く走る前提で利食い目標を伸ばしてください。逆に上方向は、伸びても息が続きにくいところです。
- 先週の動き … ヘッジファンドは1週間で買い持ちを25,146枚ぶん増やしました。値段もその方向に101 pips動いています。持ち高と値段が噛み合っているので、押し目・戻りは浅く終わりやすい形です。
- 誰が在庫を持つか … ディーラーはその反対側を79,321枚ぶん抱えています。銀行は在庫を長く持ちたくないので、相場が止まった局面では在庫を減らす方向=下方向へ値を寄せにくる場面が出ます。節目で急に跳ね返されたら、これが理由のことがあります。
- 使う順番 … 建玉は9日前の写真です。きょうの入り口は値段(主要ライン)で決めて、建玉は「抜けたときどれだけ伸びるか」の見積もりにだけ使ってください。
ユーロドル きょうの主要ライン
| 価格 | 何のライン | 現在から | 向き |
|---|---|---|---|
| 1.1667 | 予想高値 | +35 pips | 上 |
| 1.1654 | 前日高値/今週高値/直近の山 | +21 pips | 上 |
| 1.1650 | キリ番 | +17 pips | 上 |
| 1.1641 | 先週高値 | +8 pips | 上 |
| 1.1633 | いまここ | — | — |
| 1.1620 | 前日安値/直近の山/直近の谷 | -12 pips | 下 |
| 1.1604 | 今週安値/予想安値 | -29 pips | 下 |
| 1.1600 | 大キリ番 | -33 pips | 下 |
| 1.1585 | 直近の谷 | -48 pips | 下 |
| 1.1566 | 先週安値 | -67 pips | 下 |
予想高値 1.1667/予想安値 1.1603。木曜のユーロドルは、始値から上へ中央値 35 pips・下へ 30 pips 伸びます(過去320回)。8割の木曜は 1.1568〜1.1701 に収まっています。
上に抜けたら:1.1641(先週高値) → 1.1654(前日高値/今週高値/直近の山)
下に割ったら:1.1620(前日安値/直近の山/直近の谷) → 1.1604(今週安値/予想安値) → 1.1600(大キリ番)
大口の並びから見た、きょうの戦略
- 綱引き … ユーロドルは機関投資家が買い持ち、ヘッジファンドが売り持ちで割れています。見ている時間軸が違うぶん、日中は行って来いになりやすい形です。抜けを追うより、レンジの端で反応を確かめてから乗るほうが噛み合います。
- 傾きすぎ … ヘッジファンドの持ち高は、過去3年でいちばん売り寄りの部類です(これより売り寄りだった週は 10% しかありません。いまは売り持ち38,173枚)。ここまで片側に寄ると、上方向へ少し動くだけで手仕舞いが手仕舞いを呼びます。主要ラインを抜けた場合は、いつもより1段深く走る前提で利食い目標を伸ばしてください。逆に下方向は、伸びても息が続きにくいところです。
- 使う順番 … 建玉は9日前の写真です。きょうの入り口は値段(主要ライン)で決めて、建玉は「抜けたときどれだけ伸びるか」の見積もりにだけ使ってください。
きょうの組み立て
- いる場所を先に決める。20日レンジの下のほう(8%)にいます。売りは「安いところを売る」ことになるので、下を追うなら 153.00 を割ってから。逆に反発狙いなら、止まったことを確認してからで間に合います。
- 時間を決める。木曜は1日で 8.0 pips ぶんの型があり、5時ごろが高く、22時ごろが安い、という日です。同じ方向で入るなら、この順番に沿うほうが素直です。
- 反応する値段を2つだけ覚える。上は 154.00(大キリ番)、下は 153.00(大キリ番)。この間にいるうちは、どちらに転んでもおかしくありません。触ったところで初めて判断すれば充分です。
- 利食い幅を、大口の傾きで変える。ヘッジファンドが買い持ちに寄りきっているので、下方向へ節目を抜けた回は、いつもより伸びる前提で見てください。反対に上方向は、伸びても続きにくい場面です。
- 21:15 を境目にする。それまでは上の統計が使えますが、指標が出たあとは別の相場になります。持ち越すなら、指標前に枚数を減らすか、出てから入り直すかのどちらかです。
- 欲張らない幅を知っておく。木曜のドル円が始値から伸びるのは、半分の日で上へ 39 pips・下へ 43 pips です。そこを超える値幅を毎日狙うと、待ち時間のほうが長くなります。
初めての方へ:上の1〜6 を上から順に決めていくだけで、「なんとなく入る」はかなり減ります。慣れている方は、1日の型と20日レンジの位置だけ拾って、あとは自分の手法に足してください。
もっと細かく見たい人へ
時間帯・曜日・ゴトー日の全部の数字はこちらです。朝刊はそこからその日のぶんだけ抜き出しています。
※過去の集計です。当たる保証はありません。統計は2015年以降のティックから mid((bid+ask)÷2)で出しています。MT4のチャートは bid なので、スプレッドが開く時間帯は「相場が動いていないのに陰線・陽線が出ます」。そのぶんは除いてあります。指標の予定は ForexFactory の公開データです。