おはようございます。9月7日(月)です。
けさの一句 ―― 「相場に過去はない」 含み損は「戻ってくる」ものではなく、いまの値段がすべて。
きょうは重要指標の予定がありません。大きく動く材料がないぶん、時間帯のクセが効きやすい日ではあります。
大口はどっちを向いているか

シカゴの通貨先物では、誰がどっちを持っているかが毎週公開されています。年金や投信の機関投資家はゆっくり、ヘッジファンドは速い。ディーラーは銀行で、その反対側の在庫を持たされる側です。火曜時点の数字なので当日を当てるものではありませんが、どちらに転んだとき痛い人が多いかが分かります。
- ドル円:機関投資家は買い持ち24,521枚、ヘッジファンドは買い持ち102,188枚(09/01時点)
- ユーロドル:機関投資家は買い持ち263,253枚、ヘッジファンドは売り持ち38,173枚(09/01時点)
ドル円 156.09

いまの状態:横ばい。直近20日のレンジ 155.30〜160.39 のうち、下から 19% の位置。値幅は普段の 163% で荒れ気味です。
月曜の型:1日を通した振れ幅は 5.5 pips。いちばん高いのは 21時ごろ。時間で狙える日です。

- いる場所 … 今週 155.92〜156.09 の 97%。きのうは 155.30〜156.75
- 上の節目 … 156.09、156.75、160.39
- 下の節目 … 155.92、155.30
- 時間割 … 上=16時/下=9時/触らない=7時
ユーロドル 1.1605

いまの状態:下げ。直近20日のレンジ 1.1512〜1.1711 のうち、下から 51% の位置。値幅は普段の 106% でいつもどおりです。
月曜の型:1日を通した振れ幅は 4.2 pips。いちばん高いのは 14時ごろ。時間で狙える日です。

- いる場所 … 今週 1.1604〜1.1613 の 9%。きのうは 1.1585〜1.1641
- 上の節目 … 1.1613、1.1641
- 下の節目 … 1.1604、1.1585、1.1566
- 時間割 … 上=14時・22時
ドル円 きょうの主要ライン
| 価格 | 何のライン | 現在から | 向き |
|---|---|---|---|
| 156.75 | 前日高値/直近の山 | +66 pips | 上 |
| 156.55 | 予想高値 | +47 pips | 上 |
| 156.50 | キリ番 | +41 pips | 上 |
| 156.45 | 直近の山 | +36 pips | 上 |
| 156.09 | 今週高値 | +1 pips | 上 |
| 156.09 | いまここ | — | — |
| 156.00 | 大キリ番 | -9 pips | 下 |
| 155.92 | 今週安値 | -17 pips | 下 |
| 155.81 | 予想安値 | -28 pips | 下 |
| 155.50 | キリ番 | -59 pips | 下 |
| 155.36 | 直近の谷 | -73 pips | 下 |
| 155.30 | 前日安値/先週安値 | -79 pips | 下 |
予想高値 156.55/予想安値 155.81。月曜のドル円は、始値から上へ中央値 47 pips・下へ 28 pips 伸びます(過去317回)。8割の月曜は 155.38〜156.97 に収まっています。
上に抜けたら:156.09(今週高値) → 156.75(前日高値/直近の山)
下に割ったら:156.00(大キリ番) → 155.92(今週安値) → 155.30(前日安値/先週安値)
大口の並びから見た、きょうの戦略
- 同じ方向 … ドル円は機関投資家もヘッジファンドも買い持ちで揃っています。揃っている相場は素直に伸びやすい反面、下方向のニュースが出たとき全員が同じ出口に向かうので、下への往復が速くなります。ただし持ち高そのものが寄りきっているので、追いかけて入るより、下方向へ巻き戻したときに拾うほうが分がいい日です。
- 傾きすぎ … ヘッジファンドの持ち高は、過去3年でいちばん買い寄りの部類です(これより買い寄りだった週は 4% しかありません。いまは買い持ち102,188枚)。ここまで片側に寄ると、下方向へ少し動くだけで手仕舞いが手仕舞いを呼びます。主要ラインを割った場合は、いつもより1段深く走る前提で利食い目標を伸ばしてください。逆に上方向は、伸びても息が続きにくいところです。
- 先週の動き … ヘッジファンドは1週間で買い持ちを25,146枚ぶん増やしました。値段もその方向に101 pips動いています。持ち高と値段が噛み合っているので、押し目・戻りは浅く終わりやすい形です。
- 誰が在庫を持つか … ディーラーはその反対側を79,321枚ぶん抱えています。銀行は在庫を長く持ちたくないので、相場が止まった局面では在庫を減らす方向=下方向へ値を寄せにくる場面が出ます。節目で急に跳ね返されたら、これが理由のことがあります。
- 使う順番 … 建玉は6日前の写真です。きょうの入り口は値段(主要ライン)で決めて、建玉は「抜けたときどれだけ伸びるか」の見積もりにだけ使ってください。
ユーロドル きょうの主要ライン
| 価格 | 何のライン | 現在から | 向き |
|---|---|---|---|
| 1.1650 | キリ番 | +45 pips | 上 |
| 1.1641 | 前日高値/先週高値/予想高値 | +36 pips | 上 |
| 1.1625 | 直近の山/直近の谷 | +20 pips | 上 |
| 1.1613 | 今週高値 | +8 pips | 上 |
| 1.1605 | いまここ | — | — |
| 1.1604 | 今週安値 | -1 pips | 下 |
| 1.1600 | 大キリ番 | -5 pips | 下 |
| 1.1590 | 直近の山 | -15 pips | 下 |
| 1.1585 | 前日安値/予想安値/直近の谷 | -20 pips | 下 |
| 1.1566 | 先週安値 | -39 pips | 下 |
予想高値 1.1637/予想安値 1.1585。月曜のユーロドルは、始値から上へ中央値 32 pips・下へ 20 pips 伸びます(過去317回)。8割の月曜は 1.1555〜1.1666 に収まっています。
上に抜けたら:1.1613(今週高値) → 1.1641(前日高値/先週高値/予想高値)
下に割ったら:1.1604(今週安値) → 1.1600(大キリ番) → 1.1585(前日安値/予想安値/直近の谷)
大口の並びから見た、きょうの戦略
- 綱引き … ユーロドルは機関投資家が買い持ち、ヘッジファンドが売り持ちで割れています。見ている時間軸が違うぶん、日中は行って来いになりやすい形です。抜けを追うより、レンジの端で反応を確かめてから乗るほうが噛み合います。
- 傾きすぎ … ヘッジファンドの持ち高は、過去3年でいちばん売り寄りの部類です(これより売り寄りだった週は 10% しかありません。いまは売り持ち38,173枚)。ここまで片側に寄ると、上方向へ少し動くだけで手仕舞いが手仕舞いを呼びます。主要ラインを抜けた場合は、いつもより1段深く走る前提で利食い目標を伸ばしてください。逆に下方向は、伸びても息が続きにくいところです。
- 使う順番 … 建玉は6日前の写真です。きょうの入り口は値段(主要ライン)で決めて、建玉は「抜けたときどれだけ伸びるか」の見積もりにだけ使ってください。
きょうの組み立て
- いる場所を先に決める。20日レンジの下のほう(19%)にいます。売りは「安いところを売る」ことになるので、下を追うなら 156.00 を割ってから。逆に反発狙いなら、止まったことを確認してからで間に合います。
- 時間を決める。月曜は1日で 5.5 pips ぶんの型があり、21時ごろが高く、0時ごろが安い、という日です。同じ方向で入るなら、この順番に沿うほうが素直です。
- 反応する値段を2つだけ覚える。上は 156.09(今週高値)、下は 156.00(大キリ番)。この間にいるうちは、どちらに転んでもおかしくありません。触ったところで初めて判断すれば充分です。
- 利食い幅を、大口の傾きで変える。ヘッジファンドが買い持ちに寄りきっているので、下方向へ節目を抜けた回は、いつもより伸びる前提で見てください。反対に上方向は、伸びても続きにくい場面です。
- 材料がない日です。大きく動く理由がないので、レンジの端で反応を見る、くらいの構えで充分だと思います。
- 欲張らない幅を知っておく。月曜のドル円が始値から伸びるのは、半分の日で上へ 47 pips・下へ 28 pips です。そこを超える値幅を毎日狙うと、待ち時間のほうが長くなります。
初めての方へ:上の1〜6 を上から順に決めていくだけで、「なんとなく入る」はかなり減ります。慣れている方は、1日の型と20日レンジの位置だけ拾って、あとは自分の手法に足してください。
もっと細かく見たい人へ
時間帯・曜日・ゴトー日の全部の数字はこちらです。朝刊はそこからその日のぶんだけ抜き出しています。
※過去の集計です。当たる保証はありません。統計は2015年以降のティックから mid((bid+ask)÷2)で出しています。MT4のチャートは bid なので、スプレッドが開く時間帯は「相場が動いていないのに陰線・陽線が出ます」。そのぶんは除いてあります。指標の予定は ForexFactory の公開データです。