マルチタイムフレーム分析とは
異なる時間足(長期足・中期足・短期足)のチャートを確認し、相場をより正確に分析する方法です。
どんなトレード方法や手法でも基本的にはマルチタイムフレーム分析は基本であり必須になります。
一般的には長期足・中期足で相場・トレンド等を把握し、短期足でエントリータイミングを図ります。
何度も言いますが、マルチタイムフレーム分析は基本であり必須です。マルチタイムフレーム分析をなしでは相場は読めません。
勝ち続けている人はマルチタイムフレーム分析は必ずと言って良いほど行っていると思います。
マルチタイムフレーム分析をしていないという勝ち続けている人は恐らく短期足(エントリーポイントを探している時間足)から長期足まで頭の中でイメージが出来ている上級者です。
なぜマルチタイムフレームが重要なのか
数秒数十秒でポジションを決済するスキャルピング、
自分が見ているチャートの時間足だけでは正直初心者や中級者の方
小さな力より大きな力が強いのは当たり前のことですがFXにもこ
マルチタイムフレームを考えられていない主な負け方が、
何故負けてしまうかというと逆に長期足から見た短期足の細かな上
そのノイズだけをみてトレードしても根拠がありませんよね?
その根拠付けのためにマルチタイムフレームを考える事が基本とな
マルチタイムフレームの考え方
簡単に説明すると大きな力(長期足)に逆らわないという事です。
- 長期足が上目線
- 中期足が上目線
- 短期足が上目線
- エントリー!!
というのが簡単な考えですが、
実際のトレードては、
- 長期足が上目線
- 中期足が下目線
- 短期足が下目線から上目線に転換しそうだ!
- エントリー!
というような流れで、これはいくつものパターンがあります。
確認する各時間でしっかりとした根拠を見つけ出しトレードを行うことがとても大切です。
確認するチャートは日足・4時間足・15分足や、4時間足・1時間足・5分足等バランスが取れた間隔すると良いです。
このように複数の時間足から相場全体を把握するという事はFXでは必須と考えたほうが良いでしょう。
実践編
今回はマルチタイムフレーム分析の考え方としてロウソク足にて説明しますが、インジケーターによる分析でも全く同じ考え方です。
インジケーターで分析している方はインジケーターのマルチタイムフレーム分析が必要になります。
エントリーポイントの例
●日足 全体的にダウントレンドなので売り目線で入るのが安全と予想・・・
●4時間足
レジスタンスラインにぶつかるところなので反発し下がると予想・・・
でもブレイクするかな・・・?日足のダウントレンドを信じよう。
●15分足
ダブルトップを作って下がる形になったのでエントリー!
(ダブルトップとはレジスタンスラインに2回ぶつかる相場転換の前兆です。※逆はダブルボトム)
このような感じで相場全体を把握して根拠に根拠を重ねてトレードします。
エントリーした15分足だけ見ていたらアップトレンドで少し下がったところで買いエントリーをしてしまう方もいるのではないでしょうか?
先のことなので相場の世界に絶対はありませんが、3種類の時間足を見て相場を把握し、しっかりとした根拠を持って自信満々のエントリーしたほうが負けた時の振り返り学習にも役立つかと思います。
マルチタイムフレームインジケーターの紹介
マルチタイムフレーム分析のためにいちいちチャートを切り替えるのが面倒、複数時間足を表示させてモニターがごちゃごちゃして見づらい。
そんな方のためにメジャーなインジケーターのマルチタイムフレーム分析対応バージョンを無料で公開いたします。
後日アップロードしてきますので、アップロード後下記にダウンロードリンクを貼りますのでご確認ください。
またマルチタイムフレーム対応にしてほしいインジケーターがあればコメントして頂ければ作成検討します!(著作権があるものは出来ません)
ロウソク足分析は各時間足のチャートを確認することに越したことはないので各時間足のチャートを面倒でも確認することをお勧めしますが、インジケーターによるチャート分析でトレードしている方はマルチタイムフレーム対応インジケーターは一画面で確認・比較が出来るので非常にお勧めです。
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