1分取引を当てずっぽうで続けると、
勝率は50%に届きません
バイナリーオプションの1分取引は、「上か下かを当てるだけ」なので、2回に1回は当たりそうに見えます。ところが実際には、半分当たっていても、お金は少しずつ減っていきます。なぜそうなるのかを、TeamREIが7通貨ペアの1分足を約690万回数えて確かめました。
先に結論
- ペイアウト1.90倍なら、勝ち負けが釣り合う勝率は52.63%です。50%では毎回5%ずつ負けていきます。
- 1分後に値段が変わらない「引き分け」が、2.8〜7.7%ありました。引き分けを負けとする業者では、当てずっぽうの勝率は46〜49%です。
- 日本時間の朝6〜7時台は、引き分けが15%を超えます。この時間の1分取引は、さらに不利です。
- 勝てる側に回るには、52.63%を超えることを、十分な回数で確かめた根拠が必要です。
勝ち負けが釣り合う勝率は、ペイアウトで決まる
ペイアウト1.90倍とは、1,000円で買って当たると1,900円が戻る(利益900円)ということです。外れると1,000円を失います。1勝で900円増え、1敗で1,000円減るので、勝ち負けが釣り合うのは次の勝率です。
| ペイアウト | 当たったときの利益 | 釣り合う勝率 |
|---|---|---|
| 1.80倍 | 800円 | 55.56% |
| 1.85倍 | 850円 | 54.05% |
| 1.90倍 | 900円 | 52.63% |
| 1.95倍 | 950円 | 51.28% |
| 2.00倍 | 1,000円 | 50.00% |
1,000円を1回ずつ買う場合。釣り合う勝率=1÷ペイアウト。
ペイアウトが0.05倍違うだけで、必要な勝率は1.5ポイント前後変わります。同じ手法でも、どこで取引するかで勝ち負けが入れ替わることがあります。
当てずっぽうの勝率は、50%に届かない

2024年1月〜2026年8月の1分足で、「ある1分の終値で入り、次の1分の終値で判定する」を全部の分について数えました。上がった・下がった・変わらなかった、の割合は次のとおりです。
| 通貨ペア | 上がった | 下がった | 変わらない |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 47.98% | 46.68% | 5.33% |
| EURUSD | 46.33% | 45.96% | 7.72% |
| GBPJPY | 49.18% | 48.07% | 2.75% |
| EURJPY | 48.86% | 47.57% | 3.57% |
| AUDJPY | 48.54% | 47.27% | 4.20% |
| AUDUSD | 46.46% | 46.08% | 7.47% |
| GBPUSD | 46.84% | 46.61% | 6.55% |
「変わらない」が多いほど、当てずっぽうの勝率は下がります。引き分けを負けとして扱う業者では、上か下かを半々で選ぶと、勝率は46〜49%にしかなりません。52.63%との差は4〜7ポイントです。
引き分けの扱い(負け・掛け金を返す)は業者によって違います。ここでは不利なほうで数えています。また、値段は1分足の売値(Bid)で、業者が判定に使うレートとは同じではありません。
朝の1分取引は、とくに不利

引き分けは時間帯で大きく変わります。日本時間の朝6時台は16.8%、7時台は14.7%でした。値動きが小さい時間ほど、1分後も同じ値段のことが多いからです。朝の時間に1分取引を繰り返すと、6〜7回に1回は勝ちも負けもしない(または負けになる)ということです。
「半分当たっているのに減る」の正体
たとえば、1,000円の取引を100回して、勝率50%だったとします。
100回・勝率50%・ペイアウト1.90倍の場合
50勝 × 900円 = +45,000円
50敗 × 1,000円 = −50,000円
合計 −5,000円(毎回5%ずつ負けている計算)
さらに連敗の波もあります。勝率55%でも、100回の中で5連敗以上が起きる確率は約65%、7連敗以上でも約18%あります。勝率が52.63%を少し超える程度では、連敗で資金が尽きる前に、勝ちが追いつかないことがあります。
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1. 「52.63%を超える根拠」を持つ
勝てる側に回るには、エントリーの理由が、ランダムより高い勝率を長い期間で出している必要があります。数十回の勝ち負けではなく、数千回単位で確かめた数字が目安です。勝率55%と52.63%の差を統計的に見分けるには、およそ2,700回が必要です。
2. 値動きのある時間に絞る
引き分けが多い朝の時間を避けるだけでも、不利は減ります。取引する時間を決めて、それ以外は触らないことが大事です。
3. 感情ではなく、決めたルールで入る
連敗のあとに取り返そうとして回数や金額を増やすのが、いちばん資金を減らします。エントリーの条件を先に決め、アラートが出たときだけ入る形にすると、ぶれがなくなります。
TeamREIのシグナルは、ルールを作った期間と、答え合わせに使った期間を分けて検証し、公開後の成績も毎日そのまま載せています。52.63%を超えているか、どれくらいの回数で確かめたのかを、ご自分の目で確認できます。
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データについて
・7通貨ペア(USDJPY・EURUSD・GBPJPY・EURJPY・AUDJPY・AUDUSD・GBPUSD)の1分足(Bid)、2024年1月〜2026年8月、合計約690万回をTeamREIが集計。「ある1分の終値」と「次の1分の終値」を比べています。
・連敗の確率は、勝率55%で100回取引したときの計算値です。回数の目安は、勝率55%と52.63%の差を片側5%・検出力80%で見分けるのに必要な回数です。
過去のデータの集計で、将来も同じになることを保証するものではありません。バイナリーオプションは元本を失う可能性がある取引です。情報提供を目的としたもので、特定の取引を勧めるものではありません。