FXTFのMT4はEAが使える|「使えない」は2021年までの話とMT4対応の国内業者比較
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TeamREI ブローカー解説
FXTFのMT4はEAが使える。「使えない」は2021年までの話
当サイトでは長らく「FXTFはEAが使えないので裁量トレード向け」と書いてきました。これは古い情報でした。FXTFのMT4でEA(自動売買)が解禁されたのは2021年12月6日です。お詫びして訂正するとともに、いつ何が変わったのか、いまのコストはどうなっているのかを、公式発表をたどって整理します。
先に結論
- EAは使えます。2021年12月6日の取引開始時間から、すべてのFXTF MT4 PCインストール版のライブ口座でEA・スクリプトが利用できるようになりました。
- スキャルピングも公認されています。2025年4月15日に、FXTF GXとFXTF MT4で超短期売買を認めると正式に発表されています。
- ただし「コスト無料」ではありません。いまは「ゼロスプレッド+建玉連動手数料」という形で、建玉が大きくなるほど手数料が乗る仕組みです。小さいロットなら手数料0円のランクに収まります。
- EAを動かす口座としては現実的な選択肢です。MT4を提供する国内業者自体が減っており、OANDA証券は2026年11月27日にMT4の提供を終了します。
「FXTFはEAが使えない」はいつの話だったのか
公式のお知らせをたどると、次の順番で変わっています。
- 2020年5月2日新規口座でEAが使えなくなった2020年5月2日 AM9:00以降に開設した口座では、EA・スクリプトを使った取引ができなくなりました。それ以前に開設していた口座は引き続き利用できました。当サイトの「EAが使えない」という記述は、この時期の情報です。
- 2021年12月6日全ライブ口座でEAが解禁「2021年12月6日(月)取引開始時間より、すべてのFXTF MT4 PCインストール版のライブ口座において、EA(自動売買システム)やスクリプトを使用した取引が可能となりました」と発表されました。当初は2020年5月2日以降に開設した口座のみ、新規10,000通貨(0.1ロット)あたり20円の手数料が設定されていました。
- その後EA・スクリプト専用の手数料は廃止数回の改定を経て、EA・スクリプトにだけかかる取引手数料は廃止され、後述の建玉連動手数料に一本化されました。いまは「EAだから割高」ということはありません。
- 2025年4月15日スキャルピングを公式に容認FXTF GXとFXTF MT4で「超短期売買についてもお取引いただけます」と明言されました。過去に短期売買を認めていなかった方針からの転換です。
- 2026年1月ゼロスプレッド制を導入FXの全通貨ペアとCFDの対象銘柄でスプレッドをゼロ(原則固定・例外あり)とし、コストを手数料側に寄せる形になりました。
- いまEA可・スキャルピング可・ゼロスプレッド+建玉連動手数料公式のEA解説ページでも「MT4では、EA(エキスパートアドバイザ)という自動売買ソフトウェアを使ったFX自動売買が可能です」と案内されています。
いまのコストの仕組み
ここがFXTFのいちばん独特なところで、EAを回すなら理解しておく必要があります。
① ゼロスプレッド(時間帯に条件あり)
| 対象 | 時間帯 | スプレッド |
|---|---|---|
| FX(全通貨ペア) | 9:00〜翌3:00 | ゼロ(原則固定・例外あり) |
| FX(全通貨ペア) | 上記以外の時間 | 上限スプレッドを適用(USD/JPY 3.8pips、EUR/JPY 5.8pips など) |
| 暗号資産CFD | 24時間 | ゼロ(原則固定・例外あり) |
| 商品CFD | — | 天然ガスのみゼロ。金・銀・原油はゼロスプレッドの対象外 |
相場の急変時、流動性が落ちる時間、経済指標の前後などではスプレッドが拡大する場合がある、と明記されています。
② 建玉連動手数料(新規だけ・建玉が大きいほど高い)
- かかるのは新規のときだけ。決済取引に手数料はかかりません。
- 同じ銘柄・同じ売買方向の「保有中の建玉+新規発注」の合計でランクが決まり、そのランクの単価が新規発注分にかかります。
- 公式の例:合計1万通貨ならランク1で0円。合計13万通貨ならランク2となり、新規8万通貨 × 40円=320円。
EAを回す側から見ると、ここがいちばん大事です。
小さいロットで回数を重ねるEAは、ランク1に収まっていればスプレッドも手数料もゼロという状態になり得ます。回転数型のロジックとは相性が良い構造です。
逆にナンピンやマーチンゲールで建玉を積み上げるEAは、積み上がるほどランクが上がって手数料が乗ってきます。「スプレッドがゼロだから低コスト」と考えて同じ設定のまま回すと、想定していたコストと実際がずれます。入れる前に、自分のEAが最大でどれだけ建玉を持つのかを確認してください。
MT4が使える国内業者の比較
各社の公式情報にもとづいています。海外業者は金融庁の登録がなく事情が違うため、ここでは国内業者のみを扱います。
| 業者 | MT4 | EA | 最小取引単位 | スキャルピング | コストの形 |
|---|---|---|---|---|---|
| FXTF ゴールデンウェイ・ジャパン |
○ | ○ | 1,000通貨 (標準コース) | 公認 | ゼロスプレッド+建玉連動手数料 |
| 外為ファイネスト | ○ MT5も | ○ 制限なし | 1,000通貨 | 制限なし | スプレッド |
| 楽天証券 楽天MT4 |
○ | ○ サポート対象外 | — | — | スプレッド |
| OANDA証券 | 終了予定 | — | — | — | 2026年11月27日でMT4提供終了 |
「—」は公式に明記が見つからなかった項目です。推測では埋めていません。楽天MT4は他のMT4からEAやインジケーターを移せると公式FAQに書かれていますが、外部のEAやインジケーターのサポートは受けられないと明記されています。
OANDA証券のMT4が終わります
2026年9月25日にMT4の新規注文が停止、2026年11月27日にMT4のサービスが終了します。理由として「MT4はリリースから長期間が経過しており、MetaQuotes社においてもシステム保守の対象外となっている」ことが挙げられています。
OANDA証券のMT4でEAやインジケーターを動かしている場合、11月27日までに移行先を決める必要があります。選択肢は、同社のMT5へ移るか、MT4を続けられる別の業者へ移るかの2つです。TeamREIが配布しているインジケーターはMT4用なので、MT4を続けるならFXTFや外為ファイネストのような、いまもMT4を提供している業者が移行先になります。
TeamREIのツールとの組み合わせ
- 無料インジケーターは、EAが使えない口座でも動きます。インジケーターは表示するだけなので自動売買の可否とは関係ありません。無料ツール一覧から確認できます。
- EAやAMT2で自動発注するなら、EAが使える口座が必要です。ここがFXTFで解禁された部分です。
- 24時間動かすならVPSが要ります。パソコンを閉じるとEAも止まります。FX向けVPSの比較にまとめています。
口座を開く前に見ておきたいところ
- ゼロスプレッドは9:00〜翌3:00の話です。その時間外は上限スプレッドが適用されます。早朝に動くEAを使うなら、ここは必ず確認してください。
- 建玉連動手数料は自分のEAの建玉量しだいです。公式の手数料一覧で、自分が使う通貨ペアとロット数のランクを先に調べておくこと。
- スキャルピングは公認ですが、無制限ではありません。システムへ過剰な負荷をかける取引や不正と判断される行為は、対応の対象になると明記されています。
- 金・銀・原油のCFDはゼロスプレッドの対象外です。ゴールドを扱うEAを考えている場合は注意してください。
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出典(すべて各社の公式発表):
・FXTF「【ライブ取引】FXTF MT4 PCインストール版のEA(自動売買)/スクリプト取引について」(2021年12月6日)
・FXTF「当社取引システムではスキャルピングOKです。」(2025年4月15日)
・FXTF「EAについて」「ゼロスプレッドの全貌」「建玉連動手数料」
・OANDA証券「【重要】MT4サブアカウント作成停止ならびにMT4提供終了に関するご案内」
・楽天証券「よくあるご質問|楽天MT4」「EAやインジケータの移動方法」
・外為ファイネスト 公式サイト
本ページは2026年9月11日時点の各社公式情報にもとづいて作成しています。取引条件・手数料・スプレッドは変更されることがあります。
本ページは情報提供を目的としたものであり、特定の取引や口座開設を推奨・勧誘するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
きょうの相場を、数字で。
ドル円とユーロドルの主要ライン・予想高値安値・時間帯のクセを、平日の朝に図1枚にまとめています。2015年からのティックで数えた「相場のクセ」も。
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