●MT4インジケーター『SpikeMeter』

SpikeMeterについて
「急に飛んだあとは戻る」——よく言われる話です。そして、これは本当です。
1分で普段の3倍以上動いた直後に「戻る側」へ賭けると、勝率は54〜57%あります。1〜2万件で測った数字なので、偶然では説明できません。
それでもFXでは勝てません。理由は勝率ではなく、動く幅です。
『SpikeMeter』は、1分で3σ以上動いた足を自動で見つけて、その後どうなったのかを、あなたの口座の履歴から実測して表示するインジケーターです。
勝率57%。それでも勝てません
| 通貨ペア | 件数 | 保有 | 戻した割合 | 平均の戻り | 往復コストの目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| GBPJPY | 13,510 | 3分 | 56.3% | +0.533 pips | 2.0 pips |
| EURJPY | 12,608 | 5分 | 55.4% | +0.332 pips | 1.6 pips |
| USDJPY | 20,207 | 3分 | 54.5% | +0.135 pips | 1.0 pips |
平均で戻る幅が、往復コストの4分の1以下しかありません。方向を当てても、当たったときに得られる幅がスプレッドより小さいので、繰り返せば必ず負けます。
バイナリーでは成立して、FXでは成立しない理由
バイナリーオプションはどれだけ動いたかに関係なく、当たれば1.90倍が返ってきます。だから勝率55%あれば足ります。
FXは動いた幅で払われます。その幅が0.1〜0.5pipsしかないので、スプレッドを2回払った時点で終わりです。
同じ偏りでも、報酬の決まり方が違えば片方だけ成立する。この当たり前のことが、勝率だけを見ていると見えなくなります。
これは「入るため」ではなく「入らないため」の道具です
- 飛びつかないため。急変を見て慌てて追いかけると、平均的には損をします
- すでに持っている玉の判断のため。逆行して含み損になった直後なら、数分待つ価値があるかもしれません
- 自分の口座のコストを知るため。×が並ぶ度合いは、業者のスプレッドによって変わります
この道具でいちばん大事なのは「×が並ぶこと」です。それを、他人の記事の数字ではなく、あなた自身の口座の数字で確認してください。
SpikeMeterの使い方
インストール方法
- MT4のメニューから ファイル → データフォルダを開く
- MQL4 → Indicators フォルダに
REI_SpikeMeter.ex4を入れる - MT4を再起動(またはナビゲーターを右クリック → 更新)
- 調べたい通貨ペアの1分足チャートを開く
- ナビゲーターの「インジケータ」から REI_SpikeMeter をチャートにドラッグ
「集計中」が消えない場合は履歴不足です。チャートを左へスクロールして過去の足を読み込ませてください。
画面の見方
REI SpikeMeter USDJPY 60日ぶん
急変の定義: 1分で 3.0σ 以上(直近60分の平均値幅が基準)
検出: 412 回(1日あたり 6.9 回)
戻した割合 平均の戻り 往復コストと比べて
1分 54.2% +0.094 pips コストの 5% ×
3分 54.5% +0.135 pips コストの 7% ×
5分 53.9% +0.107 pips コストの 5% ×
10分 53.6% +0.086 pips コストの 4% ×
15分 53.1% +0.041 pips コストの 2% ×
30分 52.4% -0.021 pips コストの -1% ×
いまのスプレッド 1.0 pips(往復 2.0 pips)
□ 平常
| 行 | 意味 |
|---|---|
| 急変の定義 | 直近60分の平均値幅を1σとして、その何倍動いたら急変と見なすか |
| 検出 | 期間中に見つかった急変の回数と、1日あたりの平均 |
| 戻した割合 | その保有時間で「戻る側」が勝っていた割合。50%より上なら方向の偏りあり |
| 平均の戻り | 1回あたり平均で何pips戻ったか(コストを引く前) |
| ○× | 平均の戻りが往復コストを超えていれば○、超えていなければ× |
| 集計中 (N/30件) | サンプルが足りません。この状態の数字は当てになりません |
| いちばん下の行 | 直前に確定した足が急変だったかどうか |
チャートには急変した足に矢印が付きます。上への急変は赤の下向き矢印、下への急変は青の上向き矢印で、「戻るならこちら」を指しています。
矢印は集計に使ったものと同じデータから描いています。パネルの数字と矢印が食い違うことは構造的に起きません。
パラメーター説明
| 項目 | 既定 | 説明 |
|---|---|---|
| 何σ以上の1分変化を急変とみなすか | 3.0 | 小さくすると件数が増え、偏りは弱くなります |
| σの基準にする本数 | 60 | 直近60分の平均値幅を1σとします |
| さかのぼって測る日数 | 60 | 多いほど数字が安定します |
| これ未満は数字を伏せる | 30 | サンプル不足のとき「集計中」と表示します |
| 取引日の切り替わりは数えない | ON | ONのままにしてください。気配が壊れている時間帯の急変は本物ではありません |
| チャートに急変の印を出す/範囲 | ON / 300 | 直近300本の範囲に矢印を出します |
| 上への急変/下への急変の色 | 赤/青 | |
| パネルの位置/文字の大きさ/フォント | — | 表示の調整用 |
| 急変が出たら知らせる | OFF | ONにするとアラートが鳴ります |
| 実測結果をCSVに出す | OFF | ONにすると MQL4/Files に保存します |
使うときの注意
σを上げれば勝てる、という話ではありません。3.0σを4.0σ、5.0σに上げると件数は減り、1回あたりの戻りは大きくなりますが、私たちの検証ではどこまで上げてもコストを超える水準には届きませんでした。
お使いの口座で「○」が出るなら、それは検証する価値があります。ただしサンプル件数を必ず確認してください。件数が少ないときの「○」は当てになりません。
値動きの大きいペア(GBPJPYなど)ほど戻る幅は大きくなりますが、スプレッドも広いので、比率で見ると改善しないことがほとんどです。
「戻した割合」が50%を超えていても、平均の戻りがコストを下回るかぎり、繰り返せば負けます。勝率と期待値は別物です。
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※月に1~2回程度の限定情報等の配信はありますが、無駄な配信は一切しませんのでご安心ください。

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