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MT4とMT5の違い|時間足・指標・注文の数え方・バックテストを比較。MT4用のEAはMT5で動く?

コラム|MT4・EA2026年9月15日更新PR・広告を含みます

MT5はMT4の上位版ですが、
MT4用のEAはそのままでは動きません

使える時間足の種類9 → 21MT4 → MT5(MetaQuotesの公式比較)
MT4用のEA・インジをMT5に入れると動かない言語が違うので、MQL5で作り直しになる

MT4とMT5は、どちらもMetaQuotes社が作ったトレードの道具です。名前は似ていますが、中身は別のソフトです。この記事では、公式の比較表をもとに違いを整理し、EAやインジケーターを使う人がいちばん困る所を、MT4用のツールを作っているTeamREIの目線で説明します。

先に結論

  • 機能はMT5のほうが多いです。時間足は21種類(MT4は9)、標準のテクニカル指標は38(MT4は30)です。
  • MT4用のEA・インジケーター(.ex4)は、MT5では動きません。プログラムの言語が違うためです。
  • バックテストはMT5のほうが実際の相場に近い形で試せます。実際のティックと複数のスレッドに対応しています。
  • 国内ではMT4をやめる業者が続いていて、2026年はJFX(8月19日)、OANDA証券(11月27日)がMT4を終えます。

機能の違い(公式の比較表より)

MT4とMT5の機能の数。時間足は9と21、テクニカル指標は30と38、オブジェクトは31と44、予約注文は4と6
MT4とMT5の機能の数。時間足は9と21、テクニカル指標は30と38、オブジェクトは31と44、予約注文は4と6
MT4MT5
時間足9種類21種類
標準のテクニカル指標3038
チャートに描けるオブジェクト3144
予約注文の種類46(ストップリミット注文が加わる)
口座の方式両建て(ヘッジング)両建て/ネッティング
バックテスト1スレッド複数スレッド・複数通貨・実ティック
扱える銘柄の数1,024まで制限なし

MetaQuotes「Comparison of the MetaTrader 5 and MetaTrader 4 platforms」をもとに作成(2026年9月15日確認)。実際に使える銘柄や機能は、業者の設定によって違います。

ふだんチャートを見て手で注文するだけなら、この違いで困ることはあまりありません。MT5のほうが時間足を細かく選べる、くらいの差です。

EAやインジケーターを使う人の目線での違い

EAの目線で見たMT4とMT5の違い。言語、注文の数え方、口座の方式、バックテストが変わる
EAの目線で見たMT4とMT5の違い。言語、注文の数え方、口座の方式、バックテストが変わる

MT4用のファイルは、MT5に入れても動かない

MT4のEA・インジケーターは「MQL4」、MT5は「MQL5」という言語で書きます。MT4用の .ex4 ファイルを、MT5のフォルダに入れても読み込まれません。市販のEAは販売元がMT5版を出しているか、自作ならMQL5で書き直す必要があります。

注文の数え方が違うので、書き直しは「翻訳」では済まない

MT4では、1つの注文がそのままポジションになります。MT5では「注文」「約定」「ポジション」が別々に管理されます。さらにMT5には、同じ通貨ペアの売りと買いを1つにまとめるネッティング方式の口座があります。両建てやナンピンを使うEAは、口座の方式によって動き方が変わるので、ロジックごと見直しが要ります。

バックテストは、MT5のほうが本番に近い

MT4のストラテジーテスターは1つのスレッドで動き、スプレッドを固定の値で計算します。MT5は実際のティックで検証でき、複数のスレッドで速く回せます。

TeamREIが自前のティック検証を作った理由

TeamREIのツールはMT4用です。MT4のテスターではスプレッドの開き方までは再現できないため、EAの検証は自前でティックデータを使って行い、分足の検証との差まで確かめています。MT5に移ればテスターでできることが増える、というのはMT5の大きな利点です。

あわせて読む EAのバックテストで勝てるのに本番で負ける理由 分足の検証をティックで確かめ直すと、利益の約4割が消えた実例を載せています。

国内業者のMT4・MT5の対応(2026年9月15日時点)

業者MT4MT5
外為ファイネストあり(EAの利用制限なし)あり
FXTFあり(EA・スキャルピング可)
楽天証券(楽天MT4)あり
OANDA証券2026年11月27日で終了あり
JFX2026年8月19日で終了チャート専用(発注は自社ツール)

各社の公式情報で確かめた内容です。「—」はこの記事では確かめていない項目です。

MT4はMetaQuotes社がすでに新しい業者への提供をやめていて、国内でもMT4を終える業者が続いています。一方で、今もMT4を続けている業者もあり、すぐに使えなくなるわけではありません。

公式サイト外為ファイネストMT4とMT5の両方を提供していて、EAとスキャルピングに制限を設けていないと公式に書かれています。MT4を使いながら、MT5も試せます。外為ファイネストの公式サイトで条件を確認する条件や料金は変わることがあります。必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。

どちらを選べばいいか

  • 使っているEAやインジケーターがMT4用だけ → MT4を続けられる業者を選ぶ
  • これから始める・自分でEAを作る → MT5を中心に考える
  • 検証を重視する → 実ティックで試せるMT5が有利
続けて読む MT4は今後どうなる?MT5に移るべき人・MT4に残るべき人 MT4をやめる業者の流れと、移るかどうかを決める手順をまとめています。

出典

・MetaQuotes「Comparison of the MetaTrader 5 and MetaTrader 4 platforms」

・JFX「MT4からMT5への移行のご案内」、OANDA証券「MT4新規注文停止ならびにMT4提供終了に関するご案内」(2026年9月4日)

・外為ファイネスト、FXTF、楽天証券の公式サイト

この記事は2026年9月15日時点の情報にもとづいています。情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。

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