MT4の時刻は日本時間ではなく、
業者のサーバー時間です
MT4のチャートの下に並ぶ時刻は、日本時間ではありません。業者のサーバーの時刻で、MT4の設定では日本時間に変えられません。この記事では、日本時間への直し方と、夏時間の切り替えでずれる所を、TeamREIが手元のMT4で確かめた数字とあわせて説明します。
先に結論
- MT4の時刻はサーバー時間で、日本時間には変更できません。足し算で直します。
- 国内でよく使われる業者の多くは、夏はGMT+3(日本時間の6時間遅れ)、冬はGMT+2(7時間遅れ)です。
- 業者ごとに違うことがあるので、自分のMT4で時差を確かめます。やり方は下で説明します。
- 時差を1年中「+6時間」のように固定すると、冬の間ずっと1時間ずれます。
サーバー時間 → 日本時間の早見表

夏時間と冬時間の切り替えは、アメリカの夏時間に合わせます(2026年は3月8日〜11月1日が夏時間)。MT4の0:00は、夏は日本時間の朝6時、冬は朝7時です。日足もこの時刻で区切られます。
なぜ日本時間の朝に1日が切り替わるのか
FXの1日はニューヨークの17時で切り替わります。GMT+2/+3のサーバーは、この切り替わりをちょうど0:00にそろえているので、日足が1週間に5本きれいに並びます。日本時間では朝6時(夏)・7時(冬)です。
自分の業者の時差を確かめる
方法1:気配値表示の時刻と、今の日本時間を比べる
MT4の「気配値表示」ウィンドウの上に出ている時刻が、サーバーの今の時刻です。パソコンの時計(日本時間)との差が、その時期の時差です。相場が動いている平日に見てください(週末は時刻が止まっています)。
方法2:スクリプトで表示する
MetaEditorで新しいスクリプトを作り、次の1行を書いてチャートに入れると、エキスパートタブにGMTとの差(時間)が出ます。パソコンの時計が正しいことが前提です。
void OnStart(){ Print("サーバーはGMT+", (TimeCurrent() - TimeGMT()) / 3600.0); }
TeamREIのMT4で確かめた時差
| 業者 | 夏時間中 | 冬時間中 | 確かめ方 |
|---|---|---|---|
| FXTF | GMT+3(日本時間−6時間) | — | 2026年9月、チャートの最新の足の時刻とパソコンの時計を比較 |
| 外為ファイネスト | GMT+3 | GMT+2 | 公式の取引ルール(2020年10月の手元の履歴でも夏時間中は−6時間) |
「—」は、冬時間の時期にまだ確かめていない項目です。GMT+3の業者は冬にGMT+2へ切り替えるのが一般的ですが、推測では埋めていません。
時差を固定すると、1年の3分の1がずれる

「MT4の時刻に6時間足せば日本時間」と覚えて、1年中そのまま使うと、11月から3月までの冬の間は、ずっと1時間ずれます。
この影響は、時間帯で動くEAや、時間帯ごとの統計にそのまま出ます。TeamREIがドル円で「ゴトー日と通常日の差」を8時台で比べたとき、夏冬を正しく補正すると+2.3pipsのはっきりした差がありました。時差を固定して数え直すと−1.3pipsになり、差そのものが消えました。冬の間は実際の9時台の値動きが「8時台」として数えられ、偏りが打ち消し合ったためです。
時間を指定するEAは、切り替えの週に要注意
「日本時間の○時に建てる」EAで、中の時差が固定されていると、3月と11月の切り替えのあとから1時間ずれて建て始めます。EAの設定に「夏時間を自動で切り替える」項目があるかを確かめてください。
チャートを日本時間で見たいとき
MT4そのものの時刻は変えられないので、方法は次の3つです。
- 頭の中で足す。早見表の「夏+6・冬+7」を覚えておく。
- 日本時間の時計や区切り線を出すインジケーターを使う。夏時間の切り替えに対応しているかを確かめます。
- 日本時間で集計してくれるツールを使う。TeamREIの無料ツール HourClock と GotoDay は、中で夏時間を自動で判定して日本時間に直しています。
この記事のあとに
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確認方法と出典
・FXTFの時差:TeamREIのMT4で2026年9月に確認。
・外為ファイネスト「メタトレーダー4(MT4)お取引のルール」
・ゴトー日の差:TeamREIの無料ツール GotoDay の検証(ドル円)。
業者の時差は変更されることがあります。取引の前に、ご自身のMT4で確かめてください。情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。