MARKET
9/18 6:46 時点|ドル円155.94▼-2 pips|ドル円 予想レンジ155.57 〜 156.38|ドル円 上の節目156.42|ドル円 下の節目154.81|ユーロドル1.1475前日並み|ユーロドル 予想レンジ1.1447 〜 1.1505|ユーロドル 上の節目1.1547|ユーロドル 下の節目1.1455|きょうの指標11:30 JPYBOJ Policy Rate|きょうの指標14:30 JPYBOJ Press Conferen|

MT4のEAをMT5に移す方法|.ex4では移せない理由と、自動変換177本の実測、同じ動きかの確かめ方

コラム|MT4・EA2026年9月21日公開PR・広告を含みます

MT4のEAは、ソースが無いと
MT5には移せません

OANDA証券のMT4が終わるまであと6711月27日で提供終了
自動変換でMT5のコンパイルが通った割合98%177本の実測。ただし後述の条件つき

国内のMT4は終わりに向かっています。JFXは2026年8月19日にMT4を終了し、OANDA証券は9月25日で新規注文を止め、11月27日に提供を終えます。手持ちのEAやインジケーターは、そのままではMT5で動きません。TeamREIが自社ツールを移したときの実測をもとに、移し方と、つまずく所をまとめました。

先に結論

  • .ex4だけでは移せません。必要なのは元のソース(.mq4)です。逆コンパイルは規約にも触れます。
  • 自社の変換器で177本を試したところ、MT5でコンパイルが通ったのは98%(173本)。ただし同じ177本を見ながら直した数字で、初めて見るコードではこれより下がります。
  • 「コンパイルが通った」と「同じ動きをする」は別です。EA 68本のうち62本には、手直しが要る警告が残りました。
  • 値の突き合わせでは83項目すべて一致、注文の動きも36項目すべて一致しました。ここまで確かめて初めて「移せた」と言えます
  • それでも成績はぴったり同じにはなりません。同じ業者でもMT4とMT5で価格データが違うためです。

最初に確かめる3つのこと

①元のソース(.mq4)があるか

MT5で動かすには、MQL4で書かれた元のソースが要ります。.ex4(コンパイル済みのファイル)だけでは作り直せません。買ったツールなら、販売元にMT5版の予定を聞くのが先です。

②作り直してよい立場か

他の人が販売・配布しているツールを、作者の許可なく作り直すことはできません。自分で書いたもの、または作者から認められたものに限られます。

③移した先の口座が「両建てできる口座」か

MT5には、1つの通貨ペアに1つしかポジションを持てないネッティング口座と、両建てできるヘッジ口座があります。ナンピンや両建てを使うEAは、ネッティング口座では同じ形になりません。使う予定の業者の口座種別を先に確かめてください。

選び方は3つ

選び方向いている人手間・費用
MT4が使える業者に移るEAをそのまま動かし続けたい口座開設だけ
自分でMT5版に書き直すMQL4・MQL5が書ける1本あたり数時間〜
作り直しを頼むソースはあるが自分では書けない費用がかかる

意外に見落とされがちですが、MT4は国内でもまだ使えます。EAを止めたくないだけなら、MT4が使える業者へ口座を移すのがいちばん早い解決です。

あわせて読む OANDAのMT4終了まとめ|移行先の選び方とEA・インジの引っ越し手順 MT4を続けられる国内業者と、チャート設定やテンプレートの移し方をまとめています。

自分で書き直すとき、どこが変わるか

MT4とMT5で書き換わる所。注文の出し方・口座の方式・時間足・インジの読み方・OnCalculateの戻り値など
MT4とMT5で書き換わる所。注文の出し方・口座の方式・時間足・インジの読み方・OnCalculateの戻り値など

いちばん大きいのは注文まわりです。MT4は「注文1つ=チケット番号1つ」でしたが、MT5では注文・ポジション・取引履歴が別々に管理されます。OrderSendの書き方も変わり、ナンピンや部分決済を使うEAほど書き直す量が増えます。

見落としやすいのが時間足の数え方です。MT4は分数(1時間足=60)ですが、MT5は別の番号を使います。MT4の書き方のまま「60×」のような計算をすると壊れます。TeamREIも自社のインジをMT5に移したときに、ここで1本つまずきました。

インジケーターではOnCalculateの戻り値が問題になります。MT4では次回に渡されるだけの値ですが、MT5では「計算済みの本数」とみなされます。0を返す書き方のままだと、他のEAから値を読めません。MetaQuotesの見本にもこの書き方が残っています。

そのほか、MT5にはEMPTYという定数やIndicatorGetIntegerがありません。MT4の履歴ファイル(.hst)を直接書くツールは、MT5に同じ仕組みが無いため作り直せないことがあります。

あわせて読む MT4とMT5の違い|時間足・指標・注文の数え方・バックテストを比較 そもそも何が違うのかを、移す前に一度そろえておくと迷いません。

自動変換はどこまでできるか(177本の実測)

自動変換でMT5のコンパイルが通った割合。直す前43%、直したあと98%
自動変換でMT5のコンパイルが通った割合。直す前43%、直したあと98%

TeamREIでは、MQL4をMQL5に機械的に書き換える変換器を作って試しています。自社75本・MetaQuotesの見本23本・MT4に残っていた古いコード72本の計177本で、コンパイルが通ったのは173本(98%)でした。最初は43%だったので、直すほど上がります。

ただしこの98%は、同じ177本を見ながら直した数字です。初めて見るコードでは下がります。自社のコードは新しい書き方なので全部通りましたが、古いコードは69/72でした。

通らなかった4本は、いずれもルールでは直せない種類です。MT4の履歴ファイルを直接書くもの、DLLの宣言や画像リソースを使うもの、別の関数の中で作った変数を使っている古い書き方でした。

「コンパイルが通った」で終わらせない

移し終えたあとに必要なのは、MT4版と同じ値・同じ売買になっているかの突き合わせです。TeamREIでは次のように確かめました。

確かめたことやり方結果
インジの値MT5の組み込み指標と、変換したものを同じ足で比較(直近2000本)83項目すべて一致
注文の動き成行・指値の設置と取消・両建て・部分決済・履歴・エラー番号をテスターで実行36項目すべて一致
自社ツール3本MT4版とMT5版を同じ期間で動かし、売買の時刻と向きを突き合わせ14/14・14/14ほか一致

この突き合わせで、実際に2つの不具合が見つかりました。1つは前述のOnCalculateの戻り値、もう1つは部分決済したときの手数料です。建てたときの手数料を決済のたびに丸ごと足していたため、数字がずれていました。どちらもコンパイルは通っていて、動かして数字を比べるまで気づけません

突き合わせは「同じ値段の足どうし」で比べる

同じ業者でも、MT4とMT5で配信される足は同じではありません。TeamREIが実際に比べたところ、同じ業者・同じ通貨ペア・同じ時間足でも、4本の値がすべて一致した足は43%だけでした。そのまま重ねると「一致しない」ばかりになるので、値段が同じ足を選んで比べます。ここを知らないと、正しく移せていても失敗したように見えます。

成績がぴったり同じにならない理由

データが違えば約定の値段も変わります。加えて、業者によって手数料の取り方も違います。移し終えたEAは「同じ判断をするか」で見て、損益の一致は求めないほうが健全です。

あわせて読む バックテストで勝てるのに本番で負ける理由|成績が4割消えた実例 データと約定の数え方だけで、成績がどれだけ変わるかをまとめています。

自分で書き直すか、頼むかの分かれ目

目安は次のとおりです。インジケーター(線や矢印を描くだけ)は比較的やさしく、注文を出すEAは手間が一段上がります。

こういう作りなら難しさ
線・矢印・パネルを描くだけのインジやさしい
成行と損切り・利確だけのEAふつう
ナンピン・両建て・部分決済を使うEA難しい(口座の方式から要検討)
他のインジをiCustomで読むEA読む側と読まれる側の両方を移す必要がある
DLL・MT4の履歴ファイルを使うものそのままでは移せないことがある

TeamREIでは、この記事の手順そのままでMT4→MT5の引っ越しをお受けしています。MT5版に作り直すだけでなく、MT4版と同じ動きになるかを突き合わせた確認レポートを付けてお渡しします。お見積もりは無料です。

TeamREIMT4→MT5 引っ越し支援(TeamREI)お手持ちの .mq4 をMT5版に作り直し、MT4版との突き合わせ結果を付けてお渡しします。お見積もりは無料で、金額にご納得いただいてからのお支払いです。無料で見積もりを依頼する条件や料金は変わることがあります。必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。
あわせて読む インジケーターのサインで自動売買する3つの方法 移したあとに「EA化もしたい」場合の、iCustomの落とし穴をまとめています。

この記事の実測について

・変換の成功率(177本・98%)、値の一致83項目、注文の一致36項目、自社ツール3本の突き合わせは、いずれもTeamREIが2026年9月にMT5(ビルド6193)とMT4の実機・ストラテジーテスターで確認したものです。

・MT4とMT5の足の違いは、同じ業者(Titan FX)の口座で同じ通貨ペア・同じ時間足を比べた実測です。

・MT4提供終了の日程は各社の公表資料(JFX 2026年8月19日、OANDA証券 2026年9月25日新規注文停止・11月27日提供終了)によります。

情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。

REI-FX&BO OFFICIAL LINE

ツールのダウンロードパスワードは
公式LINEで、すぐ届きます。

友だち追加の自動返信でパスワードをお送りします。
新しいツールの公開や、検証でわかったことも先にお知らせします。

全ツールのパスワード新作ツールをいち早く配信は月1〜2回だけ
LINEで友だち追加 パスワードを受け取る ›

追加後にひとことメッセージをいただけると、ツールづくりの参考にします。