Mac・スマホの MT4 / MT5 では動きません。
●MT4インジケーター『REI_EventClock』(行事の時計)

- きょうの行事の時刻(仲値・ロンドンフィックス・NYオプションカット・米指標の時刻・取引日の切り替わり)
- 行事ごとに差が出たのか、出なかったのか。回数と平均つき
- 月末のロンドンフィックスだけは差が出ました。その大きさと、限界
- 無料ダウンロードと、使うときの注意
REI_EventClockについて
相場には時刻の決まった行事があります。東京の仲値、ロンドンフィックス、NYのオプションカット、米指標の発表時刻、取引日の切り替わり。どれも「決まった時刻に、決まった用事の注文が出る」場所です。
時間帯を線で示すインジケーターは以前からあります。ただ、そのうちどれが本当に効くのかは書かれていません。このツールは、行事の時刻を出すのと同時に、その行事を実際に数えた結果を1行ずつ添えます。差が出た行事には「◎」、差が出なかった行事にも数字を出します。
- チャートに行事の縦線。サーバー時刻と日本時間の両方を表示
- パネルにきょうの札(ゴトー日・月末・月曜)と、次の行事までの残り時間
- 差が出た行事には矢印と、その N 分前の知らせ
- 先の日を見る設定(予習用)。この間は知らせと矢印を止めます
出る行事と、数えた結果
数え方は「数え方と仕様の開示」に全部書いています。まず結果です。
| 行事 | 時刻 | 数えた結果 |
|---|---|---|
| 東京仲値 | 9:55 日本 | ゴトー日は8時台の陽線率 62%(261日)。ふつうの日は 53%(876日) |
| ロンドンフィックス | 16:00 ロンドン | 月末だけ差が出ました。後1時間で 2010〜2021 が +2.77pips・勝ち59.7%(144回)、2022〜2026 が +2.53pips・勝ち71.4%(56回)。ふつうの日は差なし(2,969回) |
| NYオプションカット | 10:00 NY | 差は出ませんでした。後1時間 +0.21pips、2時間前の同じ測り方が +0.45pips(3,113回) |
| 米指標の時刻 | 8:30 NY | 初動は続きませんでした。最初の5分の向きで、その後55分は −0.29pips(3,110回) |
| 取引日の切り替わり | 17:00 NY | スプレッドが25倍に開きます。Bid は −4.65pips 落ちますが、中央値(mid)は −0.22pips |
| 週明けの窓 | 月曜 | 64〜67%は8時間で埋まります。ただし平均はマイナス(USDJPY 500回・平均 −0.50pips・勝ち67.6%) |
月末のロンドンフィックスは、USDJPY・EURUSD・GBPUSD・AUDUSD の4銘柄すべてで、2つの期間のどちらでも同じ向き(ドル高)でした。理由もはっきりしていて、月末のリバランスの注文はフィックスで終わり、終わった後に押し上げ(押し下げ)が戻るためです。
大きさの限界(先に書いておきます)
- 年12回・1回2〜3pipsです。これだけで勝てる大きさではありません。
- 4銘柄はどれもドル絡みなので、別々の4つの賭けではなく、同じ賭けを4本持っている形です。
- 2022年以降は差が半分ほどに縮んでいます(+2.77 → +2.53、ただし勝ちは 59.7% → 71.4%)。
画面の見方
| 場所 | 中身 |
|---|---|
| 見出しの下 | きょうの札(ゴトー日/月末/月曜)と、次の行事までの残り時間 |
| 一覧の「◎」 | 数えて差が出た行事。緑。向きが分かる銘柄では「買い寄り」「売り寄り」も出ます |
| 一覧の「・」 | 差が出なかった行事。灰色。数字はそのまま出します |
| 各行の2行目 | その行事の数えた結果(回数つき) |
| チャートの縦線 | 行事の時刻。効く日(月末のフィックス・ゴトー日の仲値)は太い実線 |
| いちばん下 | 数字の出どころ。測っていない銘柄では、その旨が出ます |
パネルは右上の「−」で細い帯にたためます。ほかのREIのツールと並べたときは、重ならないように自動で位置をずらします。

使い方
- MT4の「データフォルダ」→ MQL4 → Indicators に
REI_EventClock.ex4を入れ、MT4を再起動します - ナビゲーターからチャートに入れます。通貨ペアと時間足はどれでも構いません
- サーバー時刻のGMTずれ(既定は冬2・夏3)が違う業者の場合は、設定で直してください。行事の時刻がずれていたら、まずここを疑ってください
- InpShiftDays に1以上を入れると、その日数だけ先の日を予習できます(知らせと矢印は止まります)
- 知らせは Alert・スマホ通知に対応しています。文は半角英数だけです(MT4のアラート窓は日本語が化けるためです)
効かない行事も出す理由
「この時間帯は動く」「この時刻は狙い目」という話は、たいてい数えられていません。数えてみると、NYオプションカットも、米指標の初動も、差は出ませんでした。週明けの窓にいたっては、65%が埋まるのに、やると負けるという形をしています(埋まらない日の損が、埋まった日の利益を食べるためです)。
この道具は、効く行事を教えるためだけのものではありません。効かない行事で時間とコストを使わないための道具でもあります。だから両方を同じ画面に出します。
使うときの注意
- 売買の合図ではありません。矢印が出ても、それだけで建てる作りにはしていません
- 数字は過去を数えた結果で、これからも同じになるとは限りません
- 向きを出すのは、数えた4銘柄(USDJPY・EURUSD・GBPUSD・AUDUSD)とその仲間だけです。クロス円や金では、向きを出しません
- 取引日の切り替わりの前後はスプレッドが大きく開きます。成行と損切りの置き場所に注意してください
なぜ無料で配っているのか
当サイトの線引きは、ずっと同じです。
無料と有料の線引き
- 無料=相場を見るための道具。1つの見方を、そのまま使えるようにしたもの。機能は削りません(この REI_EventClock も、有料版の体験版ではありません)。
- 有料=束ねて数える道具。連動しない見方をまとめて、根拠が重なった場所だけを拾い、多通貨を見張り、合図で注文するところまでやるもの。
見る道具を無料にしているのは、使ってもらわないと良し悪しが分からないからです。作り込みを落として「無料版」にしているのではありません。
数え方と仕様の開示
数え方と仕様の開示
- 数えたのは mid(買値と売値の中央)の1分足です。2010〜2026年、Dukascopy のティックから作りました。買値だけで数えると、スプレッドが開いた時間を「下がった」と取り違えます。
- 対照は同じ曜日・同じ時刻の全部の足です。時間帯の組み合わせはそのままに、調べたい性質だけを外しています。
- 期間は 2010〜2021年と2022〜2026年に分けて数えました。2022年に値幅そのものが変わっているためです。
- 夏時間は米国式と欧州式を別々に判定しています。時差を固定して数えると、1年の3分の1がずれて偏りが消えます。
- 勝ちだけを出すことはしません。回数・平均・勝ちをいつも並べて出します。
有料版(REI Stack)との違い
REI_EventClock は、この1つの見方をそのまま使う道具です。いくつもの見方を重ねて数えたい・多通貨を見張りたい・合図で注文まで行きたいときは、有料の REI Stack があります。
| REI_EventClock(無料) | REI Stack(9,800円) | |
|---|---|---|
| 見られるもの | 行事の時刻と、その行事を数えた結果 | 6つの根拠の重なりと格付け |
| 銘柄 | 開いたチャート1枚 | 気配値表示の銘柄をまとめて監視(最大30) |
| 売買 | しない | 半自動EA(確認ボタン・知らせるだけも選べる) |
| 練習 | 先の日を予習できる | テスターで止まって出題する練習モード |
くわしくは REI Stack の説明 をご覧ください。REI_EventClock だけでも、機能を削らずにお使いいただけます。
免責事項
本インジケーターの利用によって生じたいかなる損害についても、当方は責任を負いません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。掲載している数字は過去のデータを数えた結果であり、将来の成績を約束するものではありません。
『REI_EventClock』の無償ダウンロード
下のボタンから受け取れます。ファイルは REI_EventClock.ex4 の1つだけです。
きょうの相場を、数字で。
ドル円とユーロドルの主要ライン・予想高値安値・時間帯のクセを、平日の朝に図1枚にまとめています。2015年からのティックで数えた「相場のクセ」も。
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