ペイアウト率が決めるのは
必要な勝率です
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はバイナリーオプションのペイアウト率です。
ひとことで言うと
- ペイアウト率=勝ったときに戻ってくる倍率。1.90倍なら、1,000円が1,900円になります(=利益900円)。
- 負けたときは購入額の全額を失います。だから勝ち幅より負け幅のほうが大きいのが基本の形です。
- ペイアウト率が決まると、「増えるために必要な勝率」も自動的に決まります。
- 1.90倍なら52.63%、1.80倍なら55.56%。この線が判断の出発点です。
なぜ「勝率50%では足りない」のか
1,000円を10回、ペイアウト1.90倍で取引して5勝5敗だったとします。
| 回数 | 金額 | |
|---|---|---|
| 勝ち(+900円) | 5回 | +4,500円 |
| 負け(−1,000円) | 5回 | −5,000円 |
| 合計 | 10回 | −500円 |
五分に勝っても減ります。勝ったときの取り分が、負けたときの失う額より小さいからです。
必要な勝率の出し方
計算はとても簡単で、1 ÷ ペイアウト率です。
1.90倍の場合
1 ÷ 1.90 = 0.5263… → 52.63%。100回のうち53回勝てば、ようやくプラスになります。
早見表
| ペイアウト率 | 収支0に必要な勝率 | 1,000円×100回での差 |
|---|---|---|
| 2.00倍 | 50.00% | — |
| 1.90倍 | 52.63% | 50%だと −5,000円 |
| 1.85倍 | 54.05% | 50%だと −7,500円 |
| 1.80倍 | 55.56% | 50%だと −10,000円 |
0.1倍の違いが、必要勝率で約3ポイント。勝率を3ポイント上げるのは簡単ではないので、ペイアウト率の差は想像より大きいと言えます。
あわせて読む 損益分岐勝率とは|何%勝てばいいのか 計算の詳しい解説と、条件ごとの数字をまとめています。気をつけること
表示されているペイアウト率は変わります
取引所や銘柄、判定時間、時間帯によって変わります。「いま自分が押そうとしている取引の倍率」を毎回見る習慣が要ります。
勝率の実測は、回数が少ないと意味がない
30回や50回では、運の範囲で52%にも60%にもなります。数百回単位で見ないと、必要勝率を超えているかは判断できません。
「勝率◯%」の宣伝は、数え方を確かめる
いつからいつまでの、何回のうちの何%か。期間を選べば、どんな数字でも作れます。TeamREIの成績公開は、検証の期間と公開後を分けて毎日更新しています。
よくある質問
ペイアウト率が高い取引所を選べばよいですか?
必要勝率が下がるので有利です。ただし判定時間・取引できる時間帯・最低金額など、条件は合わせて見てください。
判定時間が短いほうが勝ちやすいですか?
短いほど値動きの幅が小さく、ほぼ五分に近づきます。TeamREIの集計でも、1分の取引は「必要勝率を超えるのが難しい形」でした。
FXとどちらが有利ですか?
形が違います。BOは損失が購入額で固定される代わりに、勝ち幅が固定されます。FXは幅を自分で決められますが、損失も変動します。
ペイアウト率は途中で変わりますか?
購入した時点の条件で確定するのが一般的です。取引所の説明を確認してください。
TeamREIのツールでは、どこに出てくるか
| ツール・ページ | 出てくる場所 |
|---|---|
| BOシグナル4商品 | 成績はすべて、必要勝率(1.90倍なら52.63%)と並べて公開 |
| 成績公開 | 検証の期間と公開後を分けて、毎日更新 |
| REI_BO_Station | ペイアウト倍率を指定して、MT4上で同じ形の取引を再現します |
関連する用語:BOとFXの違い/判定時刻と転売/勝率・期待値
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この記事について
・必要勝率は「1÷ペイアウト率」で計算した数値です。ペイアウト率・判定時間・取引時間は取引所によって異なります。
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