EA=MT4の中で動く
自動売買のプログラム
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はEA(自動売買プログラム)です。
ひとことで言うと
- EA=Expert Advisor。MT4・MT5の中で動き、決められた条件で注文を出すプログラムです。
- できるのは「決めたルールを、休まず・迷わず実行すること」。勝てるルールを自分で見つけてくれるわけではありません。
- 動くのはMT4が起動している間だけ。PCを消すと止まります。
- インジケーター(線や矢印を描くだけ)とは別物です。EAは注文を出します。
EAとインジケーターの違い
| EA | インジケーター | |
|---|---|---|
| 役割 | 注文を出す・管理する | 線や矢印を描く |
| 置き場所 | MQL4 → Experts | MQL4 → Indicators |
| 必要な許可 | 自動売買の許可が必要 | 不要 |
| チャートへの入れ方 | 1枚に1つ | 何個でも |
長所と短所
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| 24時間、決めたとおりに動く(寝ている間も) | 相場つきが変わっても、自分では気づかない |
| 感情が入らない(損切りを外さない) | 止めるかどうかの判断は、結局人がする |
| 同じ条件を何度でも再現できる | PC・VPS・通信が止まると動かない |
| 複数の通貨ペアを同時に見られる | 設定を間違えると、間違えたまま回り続ける |
「EAだから楽に増える」ではありません
TeamREIが約7,600通りの設定を検証したとき、商品化の基準に届いたのは1本だけでした。さらに、バックテストで一番良かった設定と、そのあとの成績の相関は6回ともほぼ0。EAは「良いルールを速く正確に回す道具」であって、良いルールそのものではありません。
使い始める手順(初めての方向け)
- EAが使える口座を用意する。自動売買を禁止している業者があります。先に確認します。
- ファイルを入れる。MT4の「ファイル →データフォルダを開く」→ MQL4 → Experts に .ex4 を置き、MT4を再起動。
- 自動売買を許可する。ツールバーの「自動売買」ボタンと、EAの設定画面のチェックの両方。
- デモで数日動かす。注文が出るか、想定どおりの時間に動くかを見ます。
- 最小ロットで本番へ。1回の損失が数百円で済む量から始めます。
- 止める条件を決めておく。「どこまで減ったら止めるか」を先に決めます。
選ぶときに見るところ
- 公開後の成績があるか。売る前に作った過去の成績(バックテスト)は、いくらでも良く作れます。
- ナンピン・マーチンゲールかどうか。勝率が高く見えますが、1回の破綻で全部返す形です。
- 最大ドローダウン。いちばんつらい時期の深さに耐えられるかが、続けられるかを決めます。
- 設定を少し変えても成績が保たれるか。崩れるなら、過去に合わせ込んだ設定です。
- 止め方・問い合わせ先があるか。動かし続ける道具なので、サポートの有無は実用に直結します。
よくある質問
EAは無料と有料でどう違いますか?
価格と中身は必ずしも比例しません。見るべきは値段ではなく、公開後の成績と設定の頑丈さです。
複数のEAを同時に動かせますか?
動かせます。ただしチャート1枚につきEAは1つ、そしてマジックナンバーを別にしないと、互いの建玉を触ります。
スマホだけで使えますか?
使えません。EAはPC版のMT4で動きます。外出中も動かすならVPSを使います。
自分でEAを作れますか?
MQL4というプログラムで書けます。書けない場合は、インジのサインをEA化する道具を使う方法もあります。
TeamREIのツールでは
| ツール・ページ | 中身 |
|---|---|
| REI_Check(無料) | 自動売買の許可・通信・実際の発注までを順に確認 |
| REI IndiPilot | お手持ちのインジのサインを、プログラムを書かずにEA化 |
| 成績公開 | 自社ツールの成績を、検証の期間と公開後に分けて毎日更新 |
| EA検証サービス | お手持ちのEAの過剰最適化・成績の水増しをレポートで指摘 |
関連する用語:EAを24時間動かす/マジックナンバー/フォワードテスト
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この記事について
・「約7,600通りで残ったのは1本」「バックテストの順位と将来の相関は6回ともほぼ0」は、TeamREIが自社のEA検証で得た結果です。
過去の成績は将来を保証するものではありません。情報提供を目的としたもので、特定の商品を勧めるものではありません。