チャートパターンは
形の名前にすぎません
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はチャートパターン(ダブルトップ・三角持ち合いなど)です。
ひとことで言うと
- チャートパターン=値動きの形に付けられた名前です。たくさんありますが、中身は3系統しかありません。
- 天底型(ダブルトップ・ヘッドアンドショルダー)=流れが終わるかもしれない形。
- 継続型(フラッグ・ペナント)=流れの途中で休んでいる形。
- 三角型(三角持ち合い)=幅が狭くなり、どちらかに抜ける形。
3系統だけ覚えれば足ります
| 系統 | 代表的な名前 | 見ているもの | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 天底型 | ダブルトップ/ボトム、三尊(ヘッドアンドショルダー) | 高値(安値)を更新できなくなった | 持っている建玉を減らす |
| 継続型 | フラッグ、ペナント | 強く動いたあとの小休止 | 流れに沿って入り直す |
| 三角型 | 三角持ち合い、ウェッジ | 値幅が狭くなっている | 抜けた方向に乗る |
名前を増やすより、「更新できなくなった」「休んでいる」「狭くなっている」の3つだけを見るほうが、実際のチャートでは迷いません。
見方の基本
- ネックライン(形の根元)を決める。そこを終値で抜けたかどうかで判断します。
- 形の高さを、目標の目安にする。「抜けた後は形の高さ分動く」と説明されますが、保証ではありません。
- 損切りは形の外側に置く。「この形が崩れたら見立ては違った」と言える位置です。
実測の注意:形が出たこと自体は、当たり外れを決めません
TeamREIは、形や水準に関する説をいくつも数えてきました。結果はどれも同じ方向でした。
| 調べた説 | 規模 | 結果 |
|---|---|---|
| 節目の外側に損切りを置くと有利 | 4通貨ペア・17年 | 偏りなし(効くのはATR倍) |
| まだ触れていない水準は効く | 57万件 | 偏りゼロ |
| FVGは埋まる(SMC) | 72,802本 | 戻り84%だが順行97%で逆転 |
| 流動性スイープのあと反転する | 3,465回 | ぜんぶの足との差は誤差の範囲 |
「効かない」ではなく「その形が出ただけでは優位にならない」ということです。チャートパターンも同じで、形に名前を付けられること自体は、次の動きを保証しません。
あわせて読む SMCは本当に効くのか?FVGとスイープを72,802本で数えた 対照を置くと数字がどう変わるかを、実例で示しています。では、どう使うか
- 損切りの置き場所として使う。形の外側は、「崩れた」と言いやすい位置です。
- 減らす判断に使う。天底型が出たら、持っている量を半分にする——外れても損はしません。
- 抜けたら乗る形にする。形のうちに入るより、抜けてから入るほうが、だましに巻き込まれにくくなります。
- 探し回らない。時間足を変えれば、どこかに必ず形が見つかります。見る足を先に決めてください。
よくある質問
ダブルトップは何pips離れていれば成立ですか?
決まりはありません。自分で基準を決める(ATRの1倍以上離れている等)ほうが、後から都合よく当てはめずに済みます。
形の途中で入ってもよいですか?
入れますが、完成しないことのほうが多いです。抜けてから入るほうが、回数は減っても再現性は上がります。
プライスアクション(ローソク足の形)とは違いますか?
見る範囲が違うだけで、考え方は同じです。当サイトにはプライスアクションの解説もあります。
自動で検出できますか?
できます。ただし検出の条件を緩くすると、いくらでも見つかります。数える時は「出た回数ぜんぶ」を分母にしてください。
TeamREIのツールでは、どこに出てくるか
| ツール | 出てくる場所 |
|---|---|
| REI_PriceAction(無料) | ローソク足の形(ピンバー・包み足など)を自動で検出 |
| REI_Harmonic(無料) | ハーモニックパターン(比率で決まる形)を検出 |
| REI_SMC(無料) | 高値安値の構造と、流れが変わった場所を表示 |
この記事のあとに
「広告」はアフィリエイト広告です。「TeamREI」は当サイトのツール・ページです。
この記事について
・表に挙げた4つの検証結果は、いずれもTeamREIが自社で行った集計です(対照つき)。
過去のデータの集計で、将来も同じになることを保証するものではありません。情報提供を目的としたもので、特定の取引を勧めるものではありません。