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フィボナッチ・リトレースメントとは?引き方と、実測でわかった正しい使いどころ

コラム|用語2026年9月21日公開PR・広告を含みます

フィボナッチは
待つ場所の候補を出す道具

よく使う数字38.2・50・61.8%戻りの深さの目安
実測:水準そのものに偏りなし57万件・17年で確認

TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はフィボナッチ・リトレースメントです。

ひとことで言うと

  • フィボナッチ・リトレースメント=ひと相場の上げ幅(下げ幅)に対して、どれくらい戻ったかを割合で示す線。
  • 使う数字は23.6・38.2・50・61.8・78.6%。50%は比率ではありませんが、半値として一緒に使われます。
  • 引き方は、起点(安値)から終点(高値)へ。上げ相場なら安値→高値です。
  • 役割は「当たる線」ではなく、押し目を待つ場所と、損切りを置く場所の候補です。

引き方(3ステップ)

  1. ひと相場を決める。明確に動いた区間(安値→高値、または高値→安値)を選びます。
  2. MT4で引く。「挿入 → フィボナッチ → リトレースメント」。起点から終点へドラッグします。
  3. 水準を見る。38.2%は浅い戻り、61.8%は深い戻り。深いほど、流れが終わりかけている可能性も上がります

当サイトには、比率の意味を図で説明したフィボナッチ・リトレースメントの解説ページもあります。

使い方(待つ場所と損切り)

  • 押し目を待つ場所の候補にする。38.2〜61.8%の帯を「押しの範囲」と考え、その中で止まる形が出たら入ります。
  • 損切りの位置を決める。「78.6%を越えたら、この見立ては違った」と決めておけば、毎回同じ基準になります。
  • 利確の目安にする。戻りが浅いほど流れが強い、という読み方で、利確を遠くする根拠になります。

実測:水準そのものには偏りがありませんでした

TeamREIは「特定の水準が効くか」を、いくつかの形で数えてきました。

調べたこと規模結果
節目・直近高安の外側に損切りを置くと有利か4通貨ペア・17年偏りなし(効いていたのはATR倍)
まだ触れていない水準は効くか57万件偏りゼロ
キリ番(x.00)は効くか対照つきで検証効いて見えたが、対照を変えると別の格子のほうが大きく出た

つまり、「61.8%だから反発する」という形では数字が支えません。それでもフィボナッチが使われ続けるのは、毎回同じ基準で「待つ場所」と「やめる場所」を決められるからです。判断のぶれを減らす道具として使うのが、実測に合った使い方です。

あわせて読む サポート・レジスタンスとは?17年分の検証でわかった使いどころ 水準を「当てる線」ではなく「間違いが分かる線」として使う話です。

長所と短所

長所短所
待つ場所を機械的に決められる起点と終点の取り方で、線の位置が変わる
損切りの基準を毎回そろえられる水準そのものに統計的な偏りは見つかっていない
通貨ペアが変わっても同じ考え方で使える線が多いと、どこかには必ず近くなる

よくある質問

起点はどこに取ればよいですか?

「誰が見ても分かる高値・安値」を選ぶのが基本です。迷う区間では引かないほうが、後から都合よく当てはめずに済みます。

ヒゲと終値、どちらを使いますか?

どちらでも構いませんが、決めたら変えないことです。帯として見ると、数pipsの違いに振り回されません。

フィボナッチ・エクスパンションとは違いますか?

リトレースメントは「戻りの深さ」、エクスパンションは「抜けたあとの伸び」の目安です。役割が違います。

数字に意味はありますか?

黄金比に由来しますが、相場が従う理由はありません。多くの人が見ているから意識される、という説明が現実的です。

TeamREIのツールでは、どこに出てくるか

ツール出てくる場所
REI_Harmonic(無料)比率で決まる形(ハーモニック)の検出。フィボナッチ比率を使います
REI_PriceAction(無料)反転の形と、戻りの深さの確認
REI Stack水準を根拠の1つとして数え、重なりで格付けします
TeamREITeamREIの無料MT4ツールハーモニック・プライスアクション・SMCなど、形と水準を自動で描く無料インジケーターを公開しています。無料ツール一覧を見る条件や料金は変わることがあります。必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。

関連する用語:押し目買い・戻り売りサポレジATR

この記事について

・表の3件は、いずれもTeamREIが対照を置いて行った自社の検証結果です。

過去のデータの集計で、将来も同じになることを保証するものではありません。情報提供を目的としたもので、特定の取引を勧めるものではありません。

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