押し目買い・戻り売りは
待つ場所を決めること
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回は押し目買いと戻り売りです。
ひとことで言うと
- 押し目買い=上昇の途中で一時的に下がったところを買うこと。戻り売りはその逆です。
- ねらいは「同じ方向に、より近い損切りで入る」こと。高値づかみを避ける形です。
- 大事なのは当てることではなく、どこまで下がったら見立てが崩れるかを先に決めることです。
- 押し目が来ないまま上がり続けることもあります。入れない日があって当然です。
なぜ「押し目」を待つのか
同じ方向に入るとしても、上がりきったところで買えば損切りまでの距離が遠くなります。押したところで買えれば、損切りを直近の安値の外側(近い位置)に置けるため、同じ損失額でも量を増やせる、あるいは同じ量でリスクを減らせます。
| 高値で買う | 押し目で買う | |
|---|---|---|
| 損切りまでの距離 | 遠い | 近い |
| 同じ損失額での量 | 少ない | 多い |
| 入れる回数 | 多い | 少ない(待つ) |
| 取り逃し | 少ない | ある(来ないことがある) |
待つ場所の決め方
- 移動平均まで。20本や50本の線まで戻ったところ。線は「待つ場所の目印」として使います。
- 直近の高値・安値まで。抜けた水準まで戻る形(ロールリバーサル)。
- 値幅で測る。直前の上昇幅の3〜5割戻り、など。フィボナッチもこの考え方です。
- ATRで測る。その相場のふだんの値幅の1〜2倍戻ったところ。通貨ペアが変わっても同じ考え方で使えます。
「節目だから反発する」は数字が支えませんでした
TeamREIが4通貨ペア・17年分で「キリのいい数字や直近の高安の外側」を調べたところ、偏りは出ませんでした。効いていたのは値段の見た目ではなくATRの何倍離すかです。待つ場所は「当たる場所」ではなく、損切りを置きやすい場所として選んでください。
長所と短所
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| 損切りが近く、1回のリスクを小さくできる | 待っている間に、そのまま行ってしまう |
| 流れに沿うので、大きく伸びる形に乗れる | 押しが深いと、そのまま流れが終わることもある |
| 入る場所を機械的に決められる | 「まだ押す」と待ち続けて、入れないまま終わる |
入り方(3通り)
- 指値で待つ。決めた水準に買いの指値を置きます。見ていなくて済みますが、そのまま下げ続ける場合もあるので損切りは必須です。
- 反発を確認してから成行。下ヒゲや小さい陽線など、止まった形を見てから入ります。値段は不利になりますが、確認の分だけ安心です。
- 押した後の高値抜けで逆指値。戻ってから再び上へ動き出したところで乗ります。だましは減りますが、入る位置は最も高くなります。
よくある質問
どこまでが「押し目」で、どこからが「転換」ですか?
直近の安値を割ったら転換と見るのが分かりやすい基準です。自分で基準を決めて、毎回同じ見方をすることが大事です。
押し目を待つと入れません
入れない日があるのが普通です。入る回数を増やしたいなら、時間足を下げるほうが筋が通ります(そのぶんコストの比重は上がります)。
フィボナッチの何割戻しを使えばよいですか?
38.2%・50%・61.8%がよく使われます。ただし数字そのものに特別な力はありません。待つ場所の候補として使い、損切りは必ず置いてください。
押し目買いはEAでもできますか?
できます。「上位足が上向き」「直近の安値から◯ATR戻った」のように条件を数字にすれば、そのままルールになります。
TeamREIのツールでは、どこに出てくるか
| ツール | 出てくる場所 |
|---|---|
| REI_SMC(無料) | 押した位置の目安になるゾーン(オーダーブロック・FVG)を自動表示 |
| REI Stack | 上位足の向きと重ねて、根拠の数で格付けします |
| REI TradePanel | 決めた損切り位置から、量を自動で計算します |
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この記事について
・「節目の外側に置く損切りに偏りは無い/効いていたのはATR倍」は、TeamREIが4通貨ペア・17年分・対照2通りで確かめた検証結果です。
情報提供を目的としたもので、特定の取引を勧めるものではありません。