pipsは値動きの単位、
四本値は1本のローソクの中身
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はpipsと四本値(しほんね)です。
ひとことで言うと
- pips=通貨ペアごとに決まった値動きの単位。円が絡むペアは0.01円、それ以外は0.0001が1pipsです。
- ポイントはMT4の最小の刻み。5桁表示の業者では10ポイント=1pipsです。
- 四本値=1本のローソク足の始値・高値・安値・終値。
- 同じ足でも、買値で作るか、売値で作るか、その中間(仲値)で作るかで数字が変わります。
pipsとポイント
| 通貨ペア | 1pips | 5桁・3桁表示のとき |
|---|---|---|
| ドル円・クロス円 | 0.01円 | 3桁目まで表示。10ポイント=1pips |
| ユーロドルなど | 0.0001 | 5桁目まで表示。10ポイント=1pips |
MT4の設定欄は「ポイント」で書かれていることが多く、pipsのつもりで数字を入れると10分の1になります。「損切り100」と入れたのに10pipsで切られた、という取り違えはここから起きます。
四本値(始値・高値・安値・終値)
1本のローソク足は、その期間の始値・高値・安値・終値の4つで表されます。インジケーターの計算も、EAの判定も、ほとんどがこの4つの数字を使います。
「終値で判定する」が基本の理由
足が動いている間の高値・安値は、まだ決まっていません。確定した足の四本値だけで判定するようにしないと、あとから見ると出ていない矢印で勝ったことになります(リペイント)。
買値・売値・仲値(同じ足でも数字が違う)
MT4のチャートは、ふつう売値(Bid)で描かれています。買うときの値段(Ask)は、そこにスプレッドを足した位置です。TeamREIの検証では、集計に使う値を変えると結果が変わる例が実際にありました。
時間帯の統計を売値で取ると、スプレッドの開閉を「値動き」と取り違える
早朝はスプレッドが開くため、売値だけで見ると下がったように見えます。TeamREIがドル円で比べたところ、5〜7時台で最大7ポイントの差が出ました。当サイトの時間帯の統計は、そのため仲値(買値と売値の中間)で集計しています。
計算例:pipsを金額に直す
| 通貨ペア | 量 | 10pips動いたら |
|---|---|---|
| ドル円 | 0.10ロット(1万通貨) | 1,000円 |
| ドル円 | 0.01ロット(1千通貨) | 100円 |
| ユーロドル(1ドル150円のとき) | 0.10ロット(1万通貨) | 10ドル=約1,500円 |
クロス円は「pips × 通貨量 × 0.01」でそのまま円になります。ドルが絡むペアは、最後にドル円のレートを掛けて円に直します。損切り幅を決めたら、必ず金額に直してから量を決めるのが安全です。
よくある質問
「1pips」と「1ポイント」はどう違うのですか?
ポイントはMT4で表示できる最小の刻みです。5桁表示(ドル円は3桁)の業者では10ポイント=1pips。設定欄がポイントの場合、100と入れたら10pipsです。
なぜ業者によって桁数が違うのですか?
より細かい値段を配信するために、1桁多く表示する方式が広まりました。数字の意味は同じで、刻みが細かいだけです。
四本値のうち、いちばん大事なのはどれですか?
判定に使うなら終値です。高値・安値は足が終わるまで変わり続けるため、動いている足で判定すると、あとから消える矢印になります。
チャートの値段と、注文画面の値段が違います
チャートはふつう売値(Bid)です。買うときは、そこにスプレッドを足した値段(Ask)で約定します。スプレッドが開いている時間帯ほど、この差が目立ちます。
TeamREIのツールでは、どこに出てくるか
| ツール | 出てくる場所 |
|---|---|
| REI TradePanel | 損切り幅の入力(pips)と、金額への換算 |
| HourClock・相場のクセのデータ | 時間帯ごとの値幅(仲値で集計) |
| REI_Replay | 再生で作る1分足の四本値(元の履歴と一致することを確認済み) |
関連する用語:ロット・証拠金/取引コスト/確定足・リペイント
この記事のあとに
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この記事について
・「売値で集計すると5〜7時台で最大7ポイントの差」は、TeamREIがドル円のティックで比べた実測です。
・表示桁数やポイントの扱いは業者・銘柄によって異なります。
情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。