FXは下がる相場でも
利益を狙えます
TeamREIのツールの説明書やパネルに出てくる言葉を、1つずつ解説しています。今回はロング(買い)とショート(売り)です。
ひとことで言うと
- ロング=買い。安く買って高く売る。値段が上がれば利益です。
- ショート=売り。高く売って安く買い戻す。値段が下がれば利益です。
- FXでは、持っていない通貨でも売りから入れます(そのぶんを借りて売る形のため)。
- 買いと売りで違うのは、スワップの向きと相場の動き方の癖です。
言葉の意味
| ロング(買い) | ショート(売り) | |
|---|---|---|
| ドル円でいうと | ドルを買って円を売る | ドルを売って円を買う |
| 利益になるのは | ドル円が上がったとき(円安) | ドル円が下がったとき(円高) |
| 決済の操作 | 売って終わる | 買い戻して終わる |
| MT4の表示 | buy | sell |
なぜ「持っていないもの」を売れるのか
FXは通貨を交換する取引で、実際に受け渡しをせず差額だけをやり取りする形(差金決済)をとっています。そのため、売りから入って後で買い戻すこともできます。株の信用取引の「空売り」と似た仕組みです。
ここが、現物の株や投資信託との大きな違いです。下がる相場でも狙える反面、上がり続けたときに損失が膨らみ続けるという性質も同時に持ちます。
買いと売りで違う3つのこと
- スワップの向き。金利が高い通貨を買えば受け取り、売れば支払いになりやすい形です。長く持つほど効きます。
- 損失の伸び方。買いは値段が0に近づくのが限界ですが、売りは理屈のうえで上限がありません。売りのほうが、損切りを置く意味が大きくなります。
- 相場の癖。下げは短く速く、上げは長くゆっくり進むことが多いと言われます。同じ幅でも、かかる時間が違います。
初心者がつまずきやすい点
「円高」「円安」と「ドル円が上がる・下がる」が結びつきにくい、という相談をよく受けます。ドル円の数字が上がる=円が安くなると覚えると、ニュースと画面がつながります。
気をつけること
どちらから入るにしても、先に損切りを置く
売りは損失に上限がないぶん、逆指値を置かないまま持つのは危険です。入った直後に置くのを習慣にします。
両建ては「保留」であって解決ではない
買いと売りを同時に持てば損益は止まりますが、証拠金とスワップの負担が増え、判断が後ろにずれるだけです。向きを変えるならドテン、迷うなら量を減らすほうが分かりやすい形です。
あわせて読む ドテンとは?両建てとの違いと、ネッティング口座での動き 向きを入れ替えるときの手順とコストをまとめています。「上がる・下がる」を当てる前に、幅と量を決める
TeamREIの検証では、勝率を決めていたのは取引コスト ÷ 損切り幅でした。方向の読みより先に、どこで間違いと認めるか(損切り幅)と、いくら賭けるか(ロット)が結果を左右します。
よくある質問
買いと売り、初心者はどちらが安全ですか?
どちらも同じです。安全さを決めるのは向きではなく、損切りと量です。ただし売りは損失の上限が無いため、損切りを置く習慣がないうちは買いのほうが事故になりにくい面があります。
スワップがマイナスの向きは避けるべきですか?
短い時間で決済するなら、ほとんど影響しません。数日以上持つなら、事前に金額を確かめておきます。
売りポジションに期限はありますか?
FXでは基本的にありません(業者の規定によります)。ただし持ち続けるほどスワップと値動きの影響が積み上がります。
同じ通貨ペアで買いと売りを同時に持てますか?
MT4の口座(ヘッジ方式)では持てます。MT5のネッティング方式の口座では、反対売買は相殺されて1つにまとまります。
TeamREIのツールでは、どこに出てくるか
| ツール | 出てくる場所 |
|---|---|
| REI TradePanel | 買い・売りのボタン。押す前に損切り額(手数料込み)が出ます |
| REI IndiPilot | 買いの条件を決めると、売りは自動で鏡写しになります |
| REI_Replay | 過去の相場で、売りから入る練習もできます |
関連する用語:成行・指値・逆指値/ロット・証拠金/証拠金維持率
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この記事について
・「勝率を決めていたのはコスト÷損切り幅」は、TeamREIが60通りの入り方で比べた自社の検証結果です。
・取引の仕組みや持ち越しの扱いは業者によって異なります。ご利用の業者の説明をご確認ください。
情報提供を目的としたもので、特定の取引や口座開設を勧めるものではありません。