●MT4インジケーター『FALSE BREAKOUT』

FALSE BREAKOUTについて
高値を抜けた。飛び乗った。戻された。
ブレイクアウトを狙うほど、この形に何度も出会います。抜けた瞬間は本物と見分けがつかず、分かるのはその足が終わったあとだからです。
『FALSE BREAKOUT』は、直近の高値・安値を抜けたのに、その足の終値が範囲の中へ戻った——という形を自動で見つけて、矢印で示すインジケーターです。抜けた側と反対を向いた矢印が出ます。
v2.0で中身を全面的に作り直し、初版にあった不具合(配列の範囲外に書き込んでいてプッシュ通知が動かない、2つの四角が同じ形になる、上下の名前が逆、など)をまとめて修正しました。
こんなときに使います
「抜けた」を鵜呑みにせず、一度立ち止まるための道具です。
ブレイクに飛び乗る前に確かめたい
抜けた足がまだ確定していないうちは、本物かどうか分かりません。確定した足だけで判定するので、出た矢印は消えません。「待ってから入る」を習慣にするための道具です。
逆張りの入口を探したい
高値を抜けて戻った足は、そこで買った人が捕まっている場所です。損切りを巻き込みながら反対方向へ走ることがあります。矢印はその向きを指しています。
だましの多い時間帯・通貨を知りたい
さかのぼって矢印を出せるので、自分の見ている通貨ペアでどれくらい起きているのかを目で確かめられます。ドル円1時間足の直近600本では、上下あわせて47回でした。
見張りを任せたい
だましが出たらアラート・メール・MT4アプリへのプッシュ通知で知らせます。チャートを見続けなくても、形ができた足で気づけます。
何を「だまし」と見るのか
直近の値動きから範囲(直近20本の高値と安値)を取り、その外へ出たのに終値が中へ戻った足を「だまし」と見ます。
上抜けのだまし(赤い下向き矢印)
高値が範囲の上端を超えたのに、終値は上端より下。上に抜けきれなかった形です。
下抜けのだまし(緑の上向き矢印)
安値が範囲の下端を割ったのに、終値は下端より上。下に抜けきれなかった形です。
範囲の取り方
初期値は直近20本。ただし直前の2本は除きます。抜けた足自身とその手前を範囲に含めると、自分で作った高値を自分で抜けたことになってしまうためです。
矢印は、範囲の上端・下端を抜けた「向きと反対」を指します。初版は上下の名前が逆で、安値を割って戻ったときに「FALSE BREAKOUT HIGH」と知らせていました。v2.0では表示も通知も、抜けた側に合わせています。
FALSE BREAKOUTの使い方
MT4にインストールする
入れるファイルは『False_breakout_TR.ex4』の1つだけです。MT4の「ファイル→データフォルダを開く」→ MQL4 → Indicators に置いて、MT4を再起動してください。手順が不明な方はインジケーター・EAのインストール方法をご覧ください。
チャートに入れる(設定はそのままで構いません)
点線が範囲の上端・下端、矢印がだましです。抜けた範囲は四角で囲まれます(初期値で直近3つ)。初期値のままで使えます。
通貨ペアと時間足に合わせて範囲を決める
「高値安値を見る本数」が初期値20です。増やすと大きな節目だけを見るようになり、矢印は減ります。減らすと細かい形まで拾い、矢印は増えます。矢印が多すぎると感じたら、まずここを増やしてください。
必要なら知らせをONにする
アラート・メール・スマホを個別にONにできます。プッシュ通知はMT4の「ツール→オプション→通知機能」でMetaQuotes IDの設定が必要です。
上位足のだましを下位足で見たいときは、「判定に使う時間足」を上の足に変えてください。矢印は、その上位足の始まりに当たる1本にだけ付きます。
パラメーター説明
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| 判定に使う時間足 | 初期値は現在のチャートと同じ。上の足を選ぶと、その足のだましを今のチャートに表示します。 |
| 高値安値を見る本数 | 初期値20。範囲を取る本数です。増やすと矢印は減ります。 |
| 直近から何本あけて範囲を取るか | 初期値2。抜けた足自身を範囲に入れないための余白です。 |
| 確定した足だけで判定する | 初期値ON。OFFにすると形成中の足でも判定しますが、出たり消えたりします。 |
| さかのぼって調べる本数 | 初期値1500。過去の矢印をもっと出したいときは増やしてください。 |
| 矢印をローソク足から離す量 | 初期値0.6(ATRの何倍か)。重なるときに調整します。 |
| 範囲の上端・下端に線を出す | 初期値ON。点線で出ます。 |
| 抜けた範囲を四角で囲む/四角を残す数 | 初期値ONで3つ。増やすと過去の分も残ります。 |
| 上抜け・下抜けの四角の色 | 見分けやすい色に変えられます。 |
| アラート/メール/スマホ | それぞれ個別にON/OFFできます。 |
| 見分け札 | 同じチャートに2枚入れるときだけ、別の文字に変えてください。 |
使うときの注意
だましが出たからといって、反対へ走るとは限りません。一度戻ってから、改めて同じ方向へ抜けていくこともあります。「抜けきれなかった」という事実を示すだけの道具です。
確定した足で判定するので、矢印は1本遅れて出ます。これは形が確定するのを待っているためで、早めることはできません。早く知りたい場合は「確定した足だけで判定する」をOFFにできますが、出たり消えたりします。
レンジのときほど多く出ます。いま追っていい場面かどうかは『TR_mimo』で、抜けた先に何があるかは『FractalsLINE_MTF』や『RoundNumber』と合わせて見てください。
免責事項
本ツールは公開前にTeamREIで動作の確認を行っておりますが、ご利用に伴って生じた損害・不利益につきましては、直接・間接を問わず責任を負いかねます。
導入されましたら、まずはデモ口座で、表示のされ方や設定の効き方をご自身でお確かめください。そのうえで、ご自身の判断と責任においてご利用くださいますようお願いいたします。
●ダウンロード
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