- 2026年9月21日
モデリング品質90%とは?その数字が保証していない3つのこと
モデリング品質はMT4のバックテストで値動きをどれだけ細かく再現できたかの目安で、90%が上限表示です。ただし使われているのは1分足から作った疑似ティックで、1分の中の順番・スプレッドの開き・滑りは再現されません。約定の数え方を変えただけで成績が1.7倍になった実測とあわせて解説します。
モデリング品質はMT4のバックテストで値動きをどれだけ細かく再現できたかの目安で、90%が上限表示です。ただし使われているのは1分足から作った疑似ティックで、1分の中の順番・スプレッドの開き・滑りは再現されません。約定の数え方を変えただけで成績が1.7倍になった実測とあわせて解説します。
ヒストリカルデータは過去の値動きの記録で、バックテストの結果はまずここで決まります。MT4が持つのは1分足までで上位足はそこから作られること、ティック・1分足・上位足の違い、そして「本数はあるのに最新まで埋まっていない」という落とし穴の確かめ方をまとめました。
ATRは1本の足が動く幅の平均で、いまの相場の大きさを数字にしたものです。方向は分かりませんが、損切り幅・トレール幅を決める物差しになります。節目の外側に置いても偏りは無く、効いていたのはATR倍だったという17年分の検証と、2022年以降に円ペアの値幅が1.3〜1.9倍になった実測もまとめました。
バッファはインジが計算結果を入れる棚、マジックナンバーはEAが自分の注文に付ける名札、iCustomはEAがインジの値を読む仕組みです。番号の調べ方、同じマジックナンバーで起きる事故、そして設定の渡し方を間違えると実チャートで1回19ミリ秒かかる実測までまとめました。
上位足はいま見ている足より大きい時間足のこと。向きのフィルターや節目の持ち込みに使います。ただし使ってよいのは「その時点で閉じていた上位足の値」だけで、途中の値を使うと過去のテストで未来を覗くことになります。MT4の履歴が古いまま判定される落とし穴もまとめました。
リペイントは、足が動いている間に出た矢印があとから消えること。外れた矢印だけが消えるため、過去チャートでは勝ってばかりに見えます。自分で確かめる3つの方法と、確定足で判定することの長所・短所、TeamREIのツールでの扱いをまとめました。
スワップは2つの通貨の金利差から生まれる持ち越しの受け取り・支払い、ロールオーバーはその受け渡しの手続きです。付くのは日本時間で夏6時台・冬7時台、水曜をまたぐと3日分。この時間帯にチャートが急落して見えるのはスプレッドが開くためで、仲値で測るとほとんど動いていないという実測もまとめました。
MT4の1ロットは10万通貨、0.01ロットなら1pipsで10円。証拠金はレバレッジ25倍なら取引額の4%です。量を決める順番は「損切り幅→1回で失ってよい金額→ロット」。60通りの検証で分かった「勝率を決めるのはコスト÷損切り幅」という話まで、計算例つきで解説します。
円が絡むペアは0.01円、それ以外は0.0001が1pips。5桁表示の業者では10ポイント=1pipsで、MT4の設定欄はポイント表記のことが多く取り違えの元です。四本値の意味と、時間帯の統計を売値で取るとスプレッドの開閉を値動きと取り違える(5〜7時台で最大7ポイント)実測もまとめました。
スリッページは注文した値段と実際に約定した値段のずれです。逆指値でも滑る理由、指標や早朝に開くスプレッドの実測(FOMCの1分で中央値8.5pips)、そしてバックテストで約定をどう数えるかだけで同じ戦略の成績が1.7倍になった実例をまとめました。
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